13日にマレーシアで殺害された北朝鮮・金正恩党委員長の異母兄・金正男(キム・ジョンナム)氏の身元確認と遺体引き取りのため、息子のキム・ハンソル氏がマレーシア入りしたと伝えられている中、マレーシアの華語紙・中国報は22日、彼が変装して病院に出入りしたと報じた。

同紙が消息筋の話として伝えたところによると、ハンソル氏はクアラルンプール国際空港に到着後、身辺の安全を図りメディアの追跡を回避するため、警察の保護のもとに空港を抜け出した。

特殊部隊の制服を着て覆面をかぶったハンソル氏は、警察車両に乗ってクアラルンプール病院に到着。遺体の身元確認とDNAサンプルの採取を3時間ほどで終えた。この作戦には、特殊部隊の兵力50人が動員されたという。

このようにハンソル氏の行動は、マレーシア当局の厳重な警護のもとに行われている。

マレーシアの英字紙、ザ・スターによると、ヌール・ジャズラン・モハメド内務副大臣は、ハンソル氏がマレーシアに入国したかについて知らないとしつつも、「もしマレーシアに来るならば、我々は彼を保護する」などと述べ、安全を保証することを明言している。