10年来の彼氏の心変わりに私は…仮病からとうとう警察沙汰まで

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 世の中、断捨離ブームですが、モノは捨てられても、捨てられないものってありますよね? 例えば執着心や、嫉妬心など。特にそれが男性がらみの場合は……。

「振り返ると、別れの兆候を感じはじめてからの自分はメンヘラのストーカー女のようでした」と恥ずかしげに話す斉藤美穂子さん(仮名・29歳・ネイリスト)。

 10年付き合った彼氏と別れるとき、ひとりで泥沼の愛憎劇を繰り広げてしまったそうです。

◆彼の心変わりに「絶対に別れ話させない!」と決意

「あるときから、彼に元気がないなと感じることが増えたんです。長い付き合いなので、これはおかしいと思ってスマホをこっそりチェックしてみたら嫌な予感は的中。

 会社の後輩と浮気をしている……というより、メールのやりとりから察するに本気で付き合おうとしていることが発覚したんです。彼は優しい人なので、私に別れ話を切り出したいのに切り出せないから元気がないんだなとわかりました」

 お互いの両親にも紹介済みで、いずれ結婚するだろうと思っていた彼氏の想定外の裏切りに、よなよな泣き明かしたという斉藤さん。そして、ひとつの結論に達したとか。

「たとえ彼は別れる気でも、私は別れる気など毛頭ありません。だったら、別れない方向に持っていけばいいんだなと。

 以前、私も参加した彼の会社の飲み会で浮気相手の後輩と会ったことがあったのですが、まったく負ける気がしなかったので、別れ話を引きのばせば向こうとの関係が終わるかもしれないとも思いましたし。『絶対に別れ話などさせない!』という決意がメラメラと湧きあがってきました」

◆ぎっくり腰の仮病を使って恋敵の元から彼を呼び出し

 それからというもの、斉藤さんの全意識は別れ話の阻害に集中。彼氏が何か話そうとしたら「そうだ! 来週○○に行かない?」などと先の予定を持ちかけ、別れ話を切り出しにくい雰囲気をつくったそう。

「彼は本当に優しい人なので、楽しげに予定を立てているところに別れ話をブチ込むなんて絶対にできませんから。あと、彼は実家暮らしで私は一人暮らしなのですが、週末なのに『飲み会がある』などと言ってウチに来ないと、『あの女のところに行ってるんじゃ?』とモヤモヤしますよね。

 そこで“模様替えをしようとしたらぎっくり腰になった”という設定をつくり、怪しいときは『急に動けなくなっちゃった、助けて〜』と電話で呼び出すことにしたんです。動けないを私を放っておくわけにもいかず、彼は毎回ちゃんと来てくれました」

◆ウソの過呼吸で病院に。彼にお迎え要請を

 そんなある日、彼氏が会社の人たちとキャンプに行くことに。浮気相手との旅行を疑った斉藤さんはいてもたってもいられず、ひどい奇行に出てしまったとか。

「仕事中にウソの過呼吸で倒れて病院に運ばれ、病院から彼にお迎え要請をしてもらったんです。苦しむフリをしながら浮気している彼を想像していたら本当に苦しくなってきたので、誰も演技だとは思わなかったはず。病院からの電話を無視するわけにもいかず、彼も駆けつけてくれました」

 とはいえ、斉藤さんの異変に彼氏が気づいていないわけがありません。その夜、ついに別れを切り出されてしまったとか。

「『ケータイ見た? 知ってるんでしょ? もうお互い無理して続けていくのも辛いから別れよう』って……。まさに、この世で一番恐れていた瞬間がきた感じでした。絶望と、これまでの芝居がバレていた恥ずかしさが混じり合って逆上し、『お互い辛いって何? 辛いのは私だけでしょ?』と言い残して夜中なのに家を飛び出しました」

◆彼の家族を抱き込むばかりか、とうとう警察の世話に