ファスベンダーが追体験してみたいのは?(『アサシン クリード』より)
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 世界的ヒットを記録したゲームを新たなストーリーで映画化した『アサシン クリード』で主演とプロデュサーを務めたマイケル・ファスベンダーが、本作のストーリーにちなんで追体験してみたい先祖の記憶について語った。

 映画版『アサシン クリード』は、遺伝子操作によって、ルネサンス朝スペインでアサシン(暗殺者)として活躍した祖先の記憶を追体験させられる死刑囚のカラム・リンチが、歴史に隠された謎に挑む姿を描いたアクションミステリー。主人公とその祖先をファスベンダーが1人で演じている。

 祖先の記憶を追体験させられるというストーリーとあって、ファスベンダーは「自分の先祖に関しては、自分の祖父母より前の世代を知らないんだ。子供のとき、祖父はよく昔話をしてくれた」と自らの祖父の話を始める。「彼の家に泊まるときは、彼が目を覚ますのをいつも待っていた。祖父は起きると、昔話をしてくれたからね。海賊船の床をたわしでこすっていた子供時代とか。エキサイティングな話ばかりで、ぼくは夢中になって聞いていた。でも、大きくなってから、それが作り話だと気づいたけれどね。海賊船の船長の名前はキャプテン・モルガンと言っていたけれど、彼の家の地下には“キャプテン モルガン”というラム酒あったから(笑)」と微笑ましいエピソードも。

 「作り話だけじゃなくて、全寮制学校での学校生活とかも話してくれた。だから、祖父やそのほかの親戚の過去を体験できたら面白いだろうなと思う」と追体験してみたい先祖の記憶をあげつつ、「ひとつ確実に言えるのは、祖父の時代と比べたら、ぼくら現代人はずっと甘やかされた生活をしているということだ。不自由なく生活ができて、気軽に旅行をできたり、服や食べ物など何でも簡単に手に入る。昔はもっと生活が厳しい。だから、そんな生活を一度体験してみることは、現代人にとって有益だと思うんだ。いまの自分たちがどれだけ恵まれているかを実感するためにね」と現代について触れながら、その理由を熱弁していた。そんなファスベンダーは劇中で伝説のアサシンとしての記憶を追体験し、迫力満点のアクションを披露している。(編集部・石神恵美子)

映画『アサシン クリード』は3月3日より全国公開