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マンダムは2月21日、15歳〜24歳のヤング男性を対象に、友人や仲間との関係性に関する調査を実施し、その結果を報告した。今回の調査により、ヤング男性のSNSを通じた人間関係についての実態が明らかとなった。

SNSの投稿で、人を判断し、されることも自覚

同調査ではまず、友人の定義を質問した。59.8%が「複数人で遊ぶ(食事)」ことができる人と回答した一方、「LINEを交換」したら友人と考える人が3番目に多い43.4%との結果に。「一度も会ったことはないが、SNSでのみつながっている」人を友人とする人も14.5%にのぼった。

では、そのSNSをどのように活用しているのたろうか。

「あなたは、SNSでつながっていなくても気になる人がいたら、SNS上で検索や投稿チェックをすることがありますか」という質問に対し、「よくする(20.2%)」「たまにする(45.7%)」と経験済みとの回答が過半数を占めた。

直接会ったり、話したりしたことがなくても、SNS上では気軽にその人のプライベート写真を見たり、趣味・趣向を知ることができるため、投稿内容でその人を判断する機会が増えているともいえる。自分自身がそうしているためか、自身もSNSを投稿する際に「フォロワー以外の人からも見られることを意識している」と回答した人も65.2%にのぼった。

次に、Twitterの利用者に対し使用アカウント数を聞いたところ、約6割が複数のアカウントを使い分けていることが分かった。その理由としては、「実際に接する友達(リア友)に知られたくないことがあるから(36.6%)」「本音とそうでない発言を使い分けるため(32.5%)」など、友人にも常にリアルな自分を見せているわけではなく、自分を相手によって使い分けている様子が伺える結果となった。

(小松原綾)