管理栄養士が伝授!若々しい美しさをキープするポイント

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ダイエットをしてはリバウンドの繰り返しで痩せにくくなってきた……と感じていませんか?

ダイエットで減量した後、リバウンドする“ヨーヨーダイエット(yo-yo dieting)”のパターンは、高齢女性の心臓に悪いことが米ロードアイランド記念病院のSomwail Rasla氏らの研究で示唆されました。

それではダイエットを繰り返さないためにはどうすればよいのでしょうか、管理栄養士の筆者が解説いたします。

更年期後の女性ホルモンの働きと体型の変化

女性は、何歳になっても「痩せてきれいになりたい」と思うもの。ところが更年期を過ぎると基礎代謝が減少し、一般的に太りやすくなります。

気が付けばウエストは20代の頃と比べて太くなり、おなかまわりはバストと同じ太さなんてことも……。いわゆる“おばさん体型”、これがひとつの現実でもあります。

食事について

基礎代謝が減少し太りやすくなるので、“食べすぎ”“早食い”“甘いもの”には注意が必要です。“腹8分”“ゆっくり食べる”“お菓子やお酒の習慣をなくす”努力をしましょう。

しかし、体重を気にしすぎての食事抜きなどの極端なダイエットには注意が必要です。なぜならイライラや不安、躁鬱などの精神的な更年期症状を和らげるには、たんぱく質やビタミン・ミネラルのそろったバランスのよい食事が効果的だからです。

また、痩せすぎると“しわ”も増え、キレイから遠のいてしまいます。

“痩せる”ことより“健康”に

年に1度、健康診断を受けましょう。自分の体の状態は、外見や自己症状ではわからないもの。健康診断を受けることで、「生活習慣を見直そう」というきっかけにもなります。

『日本人の食事摂取基準』2015年版では、カロリーからBMIに変更されました。肥満も問題ですが、カロリーを重視しすぎて“低栄養”の人が多いことも問題になっているからです。

BMI(標準体重(kg)=身長(m)×身長(m))が高くても低くても病気のリスクが上がります。コレステロールについては『LH比』を注意してみてください。

アンチエイジングのポイント(免疫力アップ)

アンチエイジング、すなわち「いつまでも若々しくいたい」と思うなら、“免疫力”を上げることです。免疫力を弱めてしまうことに、“ストレス・睡眠不足・偏食・ダイエット・タバコ・過度のアルコール・暴飲暴食・肥満・薬(抗生物質)の多用・紫外線・加齢”があります。

普段の生活で免疫力を高めるポイントとして、以下のようなものが挙げられます。

(1)食事で免疫力アップ(バランスのよい食事)

(2)運動で免疫力アップ(ストレス発散・自律神経のバランスが整う。楽しいと感じる程度)

(3)入浴で免疫力アップ(体を温め、血液の循環をよくする・心身の疲れもとれる)

(4)呼吸・マッサージ・ストレッチで免疫力アップ(リラックス・深い呼吸・全身の緊張をほぐす)

(5)衛生面・エコで免疫力アップ(ウイルス・細菌予防(手洗い・うがいなど)

(6)睡眠と休息で免疫力アップ(心と体の疲れをとる)

(7)明るく前向き、笑顔で免疫力アップ(笑いにはガンやウイルス感染細胞を攻撃するNK細胞が活性化)

冒頭にも書きましたが「痩せてきれいになりたい」という気持ちは何歳になっても変わりません。それはわたしにとってもそうです。だけど、それよりも“健康で長生き”することが大事です。

体重を落とすために病気になってしまったら、本末転倒です。わたしたちは、食べて生きています。食事は毎日“おいしく・楽しく・笑いながら”いただきましょう。体だけでなく、心の栄養も摂れます。

また「いただきます」「ごちそうさま」と感謝の気持ちも大事です。料理を作るときには、なるべく自然のよい食材を選んで愛情をこめて作りましょう。食べてくれる人にも愛が伝わります。そして、自分に合った運動を継続して行いましょう。

【参考】

※ ダイエットとリバウンドの繰り返しは高齢女性の心臓に悪い/美容健康EXPO

【画像】

※ g-stockstudio / Shutterstock

【筆者略歴】

コーゲヨーコ

管理栄養士、国際薬膳食育師・フードコーディネーター・野菜ソムリエ・中学教員家庭2種免許の資格を活かし、企業の社員食堂勤務の傍ら、講演や料理教室雑誌等の掲載・電子書籍・オリジナル商品販売など多数活動中。