うそっ!メイク前より目が極小…「アイラインのNGな引き方」

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目を大きく印象付ける必須メイクテクでもあるアイライン。なめらかなラインを見ると、男性のみならず同性でもドキッとしちゃいますよね。上手に引けるととても魅力的な目元になれますが、実はアイラインを引くことによって逆に目を小さくみせてしまっている可能性も。アイラインの達人になるコツは、“細さ・長さ・薄さ”にポイントがあるのです。

そこで今回は、プロのヘアメイクとして年間1,000人以上の女性を美しく変身させている筆者が“アイラインのNGな引き方3つ”をご紹介します。

目のキワからはみ出す極太ライン

目を大きく見せたいから……と気付けばどんどんラインが太くなる、なんてことないですか?

実は、ラインを太くすればするほど目は小さく見えてしまいます。特に二重の人は要注意! 二重ラインの内側が黒く塗りつぶされてしまうと、せっかくのぱっちりした目元の印象が重く押しつぶされた印象に。

正解は、まつ毛の生え際の隙間を埋めるほどの極細いラインで引くこと。まぶたの上のスペースに広がりを持たせることで目は大きく見え、目のキワを引き締めることで存在感を出すことが出来ます。

ハネ先のないぷっつりライン

アイラインは苦手だけどとりあえず引きたいから…と中途半端に目尻で止めていませんか?

アイラインの一番の魅力は目尻の先に伸びる“ハネ先”の部分であって、ここがあってこそ目が横に大きく見えるというもの。

目尻で止めてしまうと、逆に“そこまでしか目はありませんよ”と小さく印象付けてしまいます。ハネ先が苦手という人は、太くなっても良いのできちんと最後まで引ききり、綿棒でハネ先を細く削り仕上げましょう。

上下しっかり囲むライン

上も下もきっちりアイラインを入れて目を強調させたい…もちろん目ヂカラを出すには一番効果的な入れ方ですが、実はこれこそが一番目を小さく見せてしまうNGなアイラインの引き方。

目元を黒で囲んでしまうことにより、それ以上の奥行きを出すことが出来ずにサイズは逆に小さく見えてしまうのですね。

目元を強調させて、かつ奥行きも出すには、下のアイラインに“ブラウンカラー”を選びましょう。そしてラインで引くのでは無く、まつ毛の隙間を埋めるように“点”でちょんちょんと細かく描いていきましょう。

そうすることで、まつ毛の縁取りがはっきりしてアイラインで囲んでいるように見えなくても自然な奥行きと目ヂカラを出すことが出来ます。

いかがでしたか? ちょっとでも当てはまるポイントがあれば今すぐ見直して、明日からのアイメイクに取り入れてみて下さいね。

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※ Nicole Gordine / shutterstock

【筆者略歴】

古賀真知子

メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」