Disney Researchが、特別な空間を作ることによって、その室内に置かれたすべてのものをワイヤレスに充電する技術を公開しました。

部屋のなかのすべての家電製品が自動かつワイヤレスに充電できる

今秋発売見込みのiPhone8は、ワイヤレス充電になるといわれています。ただしその方式については情報が入り乱れているのが現状です。
 
そんななか、Disneyの研究部門であるDisney Researchが、部屋や倉庫などに準静的な磁場を作り出すことによって、その内部であればどこに電化製品を置いてもワイヤレスに充電できる技術「準静的空洞共振(quasistatic cavity resonance、QSCR)」を発表しました。
 
この技術が商品化されれば、部屋に中にあるテレビやステレオ、照明器具、時計、スマートフォンといった、すべての電化製品が自動的かつワイヤレスに充電可能となります。

部屋全体を磁場にするQSCR

QSCRを簡単に説明すると、部屋全体を金属で覆い(つまり壁や天井、床のすべてに金属を貼る)、中心に銅でできたポールを立て、そこへ外から電気信号を送り、磁場を作り出すというものです。
 
部屋全体が磁場になっているため、どこにいても充電が可能です。Disneyの実験では広さ54立方メートルの部屋で、40%から95%の効率で充電できたとのことです。分析の結果、Disneyは1,900ワットまでであれば安全に送ることができるとしています。

iPhone8はワイヤレス充電になる?

完全ワイヤレスといえば、EnergousのWattUpのほか、超音波ワイヤレス充電のuBeamも最近初の実演を行なっています。またAppleが業界団体Wireless Power Consortium(WPC)に加盟したことから、iPhone8はワイヤレス充電方式「Qi」を採用するという説が急浮上してきました。
 
iPhone8がワイヤレス充電となるのか、またその場合どの方式が採用されるのか。今度の動向に注目です。
 

 

 
 
Source:Disney Research via AppleInsider
(lunatic)