パナソニック・ジャガー・レーシング、 フォーミュラE 第3戦 2戦連続で2人のドライバーが完走

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 パナソニック・ジャガー・レーシングは、今季より参戦しているFIAフォーミュラE 世界選手権2016/2017シーズン南米初開催となった第3戦ブエノスアイレス・グランプリに出走し、ミッチ・エバンスが13位、アダム・キャロルが17位でフィニッシュした。

 ミッチ・エバンスはプラクティス・セッションで3番手のタイムを出し、続くクオリファイ・セッションで7番手につけた。上位5番手で戦うスーパーポール・クオリファイ・セッションには出走できなかったものの、健闘するポジションを獲得し、フォーミュラE世界選手権初参戦からわずか3戦目で、クオリファイ・セッションで初のトップ10入りを果たした。

 決勝レース開始直後、ミッチ・エバンスは、ニコラス・プロスト(ルノーe.ダムス)、フェリックス・ローゼンクヴィスト(マヒンドラ レーシング)と混戦になり、第一コーナーで押し出されて順位を9位に下げたが、巧みなレースコントロールで順位を戻した。アダム・キャロルは始動がうまくいかずにグリッドから動けず、1周遅れでのスタートとなった。

 パナソニック・ジャガー・レーシング・チームのディレクタージェームズ・バークレーは、「第3戦にして、今シーズン最高の予選結果となりました。チームが一丸となって、昨年11月のマラケシュ・グランプリから大きく前進しています。ミッチ・エバンスは上位争いに食い込む素晴らしい走りを見せました。わずか3戦目で今日のような結果を出し、ライバルチームとの差が縮まりつつあることをみせてくれました。このことがチームに自信を与えてくれます。フォーミュラE世界選手権参戦1年目である今年は、学びの一年として、常に改良するために私たちはここにいるのです。

 スタート直後のアダム・キャロルのマシントラブルはチームとして大いに反省すべきことですが、そんな状況でも彼はレースの建て直しに奮闘し、よく戦い抜いてくれました。そしてこの失敗から我々は、いくつかの複雑なセットアップを検証するためのデータを取得することができたのです。チームは正しい方向に向かっており、次戦のメキシコ・グランプリが待ち遠しいです。」

 ドライバー、ミッチ・エバンスは、「予選の結果には本当に満足している。チームは進化するために本当に努力してくれていたし、僕たちは着実によい方向に向かっていて、それが予選の結果としても出ている。前半はよいレースだったが、ポジションを2つ落としてしまったのが残念だった。フルコース・イエローが宣言された際には自分のペースを取り戻し、いくつか順位を上げることができた。その後は、前でレースをするグループと一緒に走ることができたよ。ペースも順調で、エネルギー配分も計画通りだったから、本当によかった。

 レース後半も順位を保とうと努力したけれど、いくつかの要因が重なり、前半のようにパワーのコントロールに苦戦して思うように攻めることができず、結局4つ順位を落としてしまい、ポイント獲得には至らなかった。入賞できなかったのは残念だけど、今回がそのタイミングではなかったのだと思う。今回のレースは、チームにとって良いモチベーションとなったし、自信にもつながった。次のメキシコでのレースに向けて、これからもチームは成長を続けていくよ。」

 ドライバー、アダム・キャロルのコメントは、「今日はタフな1日だった。最初のプラクティス・セッションではかなり期待できるパフォーマンスが出せたけど、予選に向けてマシンに負担をかけないよう配慮した2回目のプラクティスで、うまくいかなかった。もっと速く走りたかったが、それはこれから改善していきたい。決勝では攻めのレースをするはずが、マシンがうまく始動せず、出遅れてしまった。原因は現在エンジニアが確認中だ。遅れながらもスタートすることができ、幸運にもレースを最後まで続けて完走することができた。良いタイムは残せなかったけれど、次戦に向けて良いデータが収集できたはずだよ。」

【ギャラリー】Jaguar Racing Formula E Buenos Aires (15枚)


■ジャガー 公式サイト