「利回り4%超」でプロおすすめの高配当株を紹介! 無借金経営か配当性向30%台以下かなどを チェックして厳選した配当継続中の3銘柄とは?

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トランプ大統領の発言や政策によって為替が大きく変動するなかで、今後の株式市場は先が読みづらい。そんな局面では、どのような株を選んで投資すればいいのか。おすすめなのは、市場の動きに対して感応度が低い株だ。

ダイヤモンド・ザイでは、そうした局面でおすすめの「利回り4%超の配当継続株」を掲載。ここでは、ダイヤモンド・ザイ4月号で6銘柄紹介しているうちの3銘柄を抜粋して紹介しよう!

トランプ大統領の発言や為替に左右されにくい、
全体相場の影響が小さい高利回り株を狙え!

 株式市場で大きな波乱が起きるリスクが高まる中、含み損を避けたい人におすすめなのが、値動きが市場全体の影響を受けにくく、配当利回りが特に高い株だ。

「トランプ大統領の発言などで、為替が大きく変動するなど、今後の株式市場は先が読みにくい。こういった局面では、市場全体の動きに対する感応度が低い株がいい」(岡三証券の小川佳紀さん)

 そのためには、ベータ値と呼ばれる指標の確認が重要だ。例えば、日経平均株価が2%上昇した時に、2%上昇するような株のベータ値は1となる。ベータ値が2なら4%上昇し、ベータ値が0.5なら1%上昇する。つまり、ベータ値が0に近いほど、全体相場の影響が小さいので、下値リスクが小さい株を狙いたい人は、低ベータの株を狙うべきなのだ。

 さらに、先行きが不透明な時は、「買いが入る明確な理由がある株がいい」と、IMSアセットマネジメントの清水秀和さんは指摘する。

「高利回りの金融商品が少ない中、利回り4%超の株は魅力的で、全体相場に連れ安する局面でも、買いが入りやすい」

 ただし、高配当株でも減配すると株価が下がる。減配リスクが小さいのは、財務内容が良好な株や配当性向が低い株だ。

 有利子負債がほぼゼロなら、無借金経営をしている財務良好株なので、減配リスクが小さい。

利益に対して配当額の少ない
配当支払い能力に余裕がある株を狙え!

 次に、利益のうちのどれくらいを配当で支払っているかを表したものが、配当性向だ。

 配当性向は「1株当たりの配当額÷1株当たりの純利益×100(%)」で計算する。もし、配当性向が100%なら、利益のすべてを配当として、支払っていることになる。減配リスクが小さい株を選びたいなら、配当性向が低い株のほうがいい。33%以下であれば、利益が3分の1になっても、利益から配当を支払うことができるからだ。

 今回紹介する中で、有利子負債がほぼゼロの株が「リソー教育(4714)」と「KG情報(2408)」だ。

「リソー教育」は個別指導塾のTOMASなどを展開。株主還元を重要課題として掲げ、今期は株主還元率100%を明言している。人格情操合宿の教育事業などが想定以上に成長しており、新規事業の学校法人向けオンライン英会話にも期待。今後も安定成長が見込めるうえ、有利子負債がゼロと財務状態が盤石で、増配と自社株買いが期待できる。

「KG情報」は、中国や四国、九州を中心にフリーペーパーや求人情報誌を発行する企業。ここ数年の業績は縮小傾向だったが、今期は増収増益見通しと、大幅増配を発表した。株価は急上昇したが、無借金で時価総額とほぼ同額の現金を保有し、配当余力が大きいため、今後も利回り狙いで持ち続けるには最適だ。

 一方で配当性向が33%以下の株として挙げられるのが、「ウエストホールディングス(1407)」だ。

「ウエストホールディングス」は、PERが6倍で株価は超割安! 太陽光発電工事大手で、総合エネルギーマネジメント企業への転換を目指す。売電事業が好調。第1四半期の赤字転落は、太陽光発電事業での期ズレが原因。メンテナンス事業や省エネルギー事業などのストック型ビジネスへ収益源のシフトを図っており、安定した収益が見込める。

※銘柄選定は、岡村友哉さん(マーケットコメンテーター)、坂本慎太郎さん(こころトレード研究所)、平野憲一さん(ケイ・アセット)、戸松信博さん(グローバル・リンク・アドバイザーズ)、西村公佑さん(クォンツ・リサーチ)。