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2月19日に幕張メッセで行われた国内最大の造形イベント「ワンフェス2017[冬]」。ワコムブースでは、液晶ペンタブレット「Cintiq 27 QHD」と「Wacom MobileStudio Pro」を設置。CG/Game/VFX制作向け3Dモデリングツール「ZBrush」(ズィーブラシ)開発元のPixologicとタッグを組み、ブースを出展した。また、「ZBrush」の簡易版「ZBrush Core」を同梱した液晶ペンタブレット「Intuos 3D」の体験コーナーもPixologicブースに展開し、注目を集めていた。

また、2016年に引き続き、ブース内のステージでは、デジタル原型製作の最先端を楽しみながら学べる初心者向けセミナーを数多く開催。今回は“ホビージャパン誌連動企画「デジタルモデリング女子の挑戦!」”と題したイベントの模様をお届けする。

○デジタル原型師見習い女子が登壇!

本イベントでは、現在『月刊ホビージャパン』誌の短期連載企画で、「Intuos 3D」を使用したデジタルモデリングに挑戦中のデジタル原型師見習い・美環(みかん)氏が登壇。「ZBrush Core」でのデジタル造形と、3Dプリントの手応えについて、自身が作成したデータを交えながら、トークを繰り広げた。

今回、講演をすることになった経緯について美環氏は「以前、趣味で美少女フィギュアを制作してワンフェスに一般参加した際、ホビージャパンのスタッフに声をかけてもらい、それがきっかけでホビージャパンの別冊や本誌に参加するようになりました」と説明。今回の講演スタッフも「ZBrush」に造詣がある人を探していたおりに美環氏に出会えたことは幸運であったとコメントしていた。

○モフモフ感を簡単に作れる

美環氏は、まず「Intuos 3D」での「ZBrush Core」の使用感について聞かれ、「最初に作ったヒヨコちゃんの制作時間は2〜3時間。少し大きなニワトリちゃんの制作もヒヨコちゃんのデータ流用で作れました。ブラシの種類も豊富で、モフモフ感も簡単に造形。また、他の3Dソフトと違いノートPCでも軽快動作するので、サクサク動いてくれました」と使い心地のよさをアピール。また、ブラシの表示部を自由にカスタマイズできるので、自分の環境にあわせた画面構成できる点もお気に入りポイントだという。

「ZBrush」は英語版のみであったが、「ZBrush Core」では、日本語や中国語など6カ国語対応したため、「メニューまわりに惑わされずに操作できて、パソコン操作に不慣れでも直観的な操作が行えます」と本ソフトを絶賛した。ちなみに「ZBrush Core」は1つのライセンスで2台のPCにインストールが可能。自宅のPCに加え、外出用のノートPCで「ZBrush Core」を使用するという使い方もできる。

○仕上げの苦労もデジタル制作の楽しみ

デジタル制作で苦労することとしては、Zortraxの3Dプリンタで立体物を出力した後、データ制作よりも、立体物を磨いたり歪みを整えたりすることに時間がかかる点を挙げつつ、苦労して仕上げていく工程もデジタル制作の楽しみの1つであると力説した。

最後に美環氏は「今はデジタル原型師見習いですが、将来的にはプロの原型師を目指して頑張っていきたいです」と展望を述べ、イベントは終了した。

(担当ぱぴい)