テネリフェからバルセロナに移動した柴崎。その理由とは? 写真:DeporPress

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 現地時間2月20日、スペイン2部のテネリフェは公式ツイッターで「クラブの許可の下、柴崎岳が個人的な理由でバルセロナに移動した」と発表した。
 
 1月31日に鹿島アントラーズからテネリフェに半年契約で移籍した柴崎だが、わずか2日間トレーニングしただけで、腹痛や嘔吐などによってダウン。以降の練習を欠席し、2月13日にはクラブが「不安障害の可能性が高いため、心理療法士の治療が必要と判断しました」と発表していた。
 
 その後も「6キロの激痩」や「ホテルの部屋から一歩も出ない」などネガティブな現地報道が続いたが、ホームで開催された2月18日のアルメリア戦(1-0で勝利)を初めてスタンド観戦。テネリフェ女子チームに所属する堂園彩乃(元U-20日本女子代表/元浦和レッズ・レディース)と初対面し、街中で散策したり、レストランで食事を摂れるまでに回復したと伝えられてきた。
 
 それだけに、「個人的な理由」という曖昧な表現による今回のバルセロナ行きは、以前にも報じられた「テネリフェ退団」をはじめ、「新しい心理療法士の診断を受けるため」、「新たな移籍先を探している」など現地でも様々な憶測を呼んでいる。
 
 しかし、クラブはバルセロナ行きを公表したあと、即座に同じくツイッターで「クラブは柴崎岳が島に戻り次第、仲間と共にトレーニングを開始することを期待しています」とつぶやいている。
 
 はたして、バルセロナ行きの理由とは?