「ムーンライト」(上)と「メッセージ」
アカデミー賞では同じ脚色賞を競う (C)2016 A24 Distribution, LLC

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 第69回米脚本家組合(WGA)賞が2月19日(現地時間)に発表され、「ムーンライト」がオリジナル脚本賞、「メッセージ」が脚色賞を受賞した。

 オリジナル脚本賞に輝いたのは、自分の居場所とアイデンティティを模索する黒人少年の成長を描いたヒューマンドラマ「ムーンライト」のバリー・ジェンキンス監督。脚色賞は、SF作家テッド・チャンの「あなたの人生の物語」を映画化した「メッセージ」のエリック・ハイセラーが戴冠した。

 WGA賞は、アメリカ脚本家組合(WGA)に所属する脚本家の投票によって選ばれる賞。米Deadlineによれば、過去10年間のうち、オリジナル脚本賞受賞作は前年の「スポットライト 世紀のスクープ」をはじめ7作品、脚色賞では前年の「マネー・ショート 華麗なる大逆転」を含む9作品が、オスカーの栄光に輝いている。しかし、「ムーンライト」はタレル・アルビン・マクレイニーの未発表の脚本を原案にしているため、第89回アカデミー賞では「メッセージ」とともに脚色賞にノミネートされている。

テレビ部門では、ケーブル局FXの「Atlanta(原題)」がコメディシリーズ賞と新シリーズ賞のダブル受賞を果たした。

 授賞式はロサンゼルスとニューヨークの2会場で行われた。WGA賞のおもな結果は以下の通り。

映画部門
▽オリジナル脚本賞
バリー・ジェンキンス「ムーンライト」
▽脚色賞
エリック・ハイセラー「メッセージ」
▽ドキュメンタリー脚本賞
ロバート・ケナー&エリック・シュローサー「Command and Control(原題)」

テレビ部門
▽ドラマシリーズ賞 「ジ・アメリカンズ」
▽コメディシリーズ賞 「Atlanta(原題)」
▽新シリーズ賞 「Atlanta(原題)」.