(写真提供=SPORTS KOREA)

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韓国を代表する企業、サムスン電子の評判が急降下している。

2月20日、アメリカの世論調査会社ハリスポールが発表した「2017年アメリカ内企業評判指数」によると、サムスン電子は49位となった。

サムスン電子は2014年7位、2015年には3位に浮上。2016年も7位と、ここ数年はトップ10をキープしていた。今回の調査結果は衝撃的で、昨年からは42もランクを落としたことになる。1位はアマゾン、2位はウェグマンズ、アップルは5位だった。

サムスン電子の“獄中経営”は5月まで続く?

サムスンの評判が急降下した理由は、あらためて解説するまでもないかもしれない。

2016年8月に発覚したGalaxy Note7(ギャラクシーノート7)の発火や爆発があり、さらに崔順実容疑者に関する政治スキャンダルも大きな影響を与えた。

事実上のトップといえるサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長は拘束され、現在は「“獄中経営”に入った」(『聨合ニュースTV』)状態だ。5月末まで獄中経営が続くとされている。

ハリスポール調査はアメリカ消費者2万3000人を対象にしているという。回答者たちは、サムスンの最も大きな危険要素として「リーダーの不法行為」(85%)を挙げている。まだ容疑の段階だが、すでに国際的な評判は下がっているわけだ。

周知の通り、韓国におけるサムスンの存在感は非常に大きい。

韓国企業の時価総額を見ても、サムスン電子は254兆9109億ウォン(約25兆4000億円)と圧倒的な“一強”で、2位のSKハイニックス(32兆8693億ウォン)よりも8倍近い時価総額を誇る。

世界的に見てもサムスン電子はトップクラスといえる22位の時価総額で、日本のトヨタ自動車(27位)よりも高いのだ。
(参考記事:「来年が経済回復のラストチャンス」と評された、2016年の韓国企業“時価総額”トップ10

「サムスンが滅んだら国が滅ぶ」

韓国を代表するグローバル企業サムスンが失墜しているわけだが、韓国ネット民たちは以下のように辛らつだ。

「韓国がまともになるためには、再びゼロから始めなければならない」

「サムスンが滅んだら韓国が滅ぶという考えに、国民たちはどれだけ多くの犠牲を強要されたことか」

「不道徳なイ・ジェヨンの封建的サムスン経営権について、韓国は深刻に受け止めなければいけない。世襲が当然視されてはいけない」

「膿は出し尽くさなければならない。国際的な評判が下がったとしても」

「大企業という理由だけで許そうとするのは韓国だけ。結局は不正腐敗で国が滅ぶ」

「サムスンのブランド価値は韓国よりも大切ではない」

「残念だがどうしようもない。アメリカにおける評判も重要だが、きれいな韓国を作ることがもっと重要だ」

サムスンに対する韓国の世論は相変わらず厳しい。いずれにせよ、韓国国内だけでなく、アメリカでもサムスンのイメージは失墜の一途を辿っているようだ。

(文=S-KOREA編集部)