(写真:gettyimages)

写真拡大

20日放送の「好きか嫌いか言う時間」(TBS系)で、脱北者が北朝鮮の国境を安全に越える方法を明かした。

番組では、13日に金正恩朝鮮労働党委員長の兄・金正男氏がマレーシアで殺害されたことなどから北朝鮮の実態に迫った。

スタジオには、2003年に脱北した川崎栄子氏がゲスト出演し、脱北する方法を語る。

川崎氏によると、黙ってひとりで脱北を試みると銃殺や川に溺れる危険性があり、堅実な方法は国境線付近の闇市で「脱北ブローカー」を探すことだという。

なんでも北朝鮮側のブローカーは、相手の目星をつけると「脱北させてやる」とは言わず婉曲的に「あの川の向こうに買い物に行かない?」と声をかけるそう。

そこで「どれくらいあったら行けますか」と金額交渉の末に一定の金額を渡すと、北朝鮮のブローカーは取り分を確保し、残りを国境警備隊と中国側のブローカーに分けるというのだ。

この実態にスタジオから驚きの声があがると、川崎氏が「あまり危険を冒さないでも何とか安全に渡れる」とコメントした。

これにジャーナリストの高英起(コウ・ヨンギ)氏は「国境警備隊の方々もそれが貴重な収入源」と補足した。

川崎氏は1943年京都生まれの在日朝鮮人で、17歳のとき北朝鮮に帰国し、43年間を同国で過ごした経験を持つ。

【関連記事】
坂上忍 学校で孤立する生徒に苦言「社会に出たら仕事ねぇから」
菅直人元首相が金正男氏暗殺事件で誤記か 投稿は削除
ほんこん 北朝鮮ミサイルへの日本の防衛に苦言「遅い、全部」