花粉の飛散が本格化する季節や、インフルエンザが流行する時期にマスクが手放せなくなる人は多いのではないでしょうか。しかし、鼻や口を覆うマスクは、息がこもってつけ心地が悪かったり、マスクの跡がついたりして使い勝手が悪いことも。

このたび、商品データベースを提供する「プラネット」が、ネットリサーチ「DIMSDRIVE」のモニター3433人を対象に、インターネットで実施した「マスクに関する意識調査」の結果を発表。これから使ってみたいマスクとして「のどを潤す加湿マスク」や「メガネ・サングラスが曇らないマスク」、「肌触りがよいマスク」の需要が高いことがわかりました。

潜在的需要があるマスクは?

「これから着けたいマスクや関連商品は、どんな機能や特徴のあるものですか」という設問では、本来の目的や用途である「かぜ予防」「インフルエンザなどの感染症予防」「花粉症予防」が順当にランクイン。

次いで「マスクのひもで耳が痛くならないマスク」「隙間がなく、メガネ・サングラスが曇らないマスク」と、つけ心地や機能に関することが挙がりました。

さらに、「使用したい機能」の数値から「使用している機能」を差し引いて比較。差分から、潜在的な需要のあるマスクが見えてきました。

差が最も大きくなったのは「のどを潤す加湿マスク」(差分15.6%)。次いで「隙間がなく、メガネ・サングラスが曇らないマスク」(同13.5%)、「肌触りがよいマスク」(同11.9%)、「ウイルスや菌を防ぐ機能のあるマスク用のスプレー」(同11.2%)、「インフルエンザなどの感染症予防マスク」(同11.1%)となり、差分が大きいほど、「今は使用していないけれど、機会があれば使用したい」という、潜在的な需要のあるアイテムと言えそうです。

あったらいいな…口臭対策、美容効果も期待

そのほかには、マスクの中にこもる息で、自分の口臭が気になるのか、「口臭防止マスク」や「口臭測定マスク」が“あったらいいな”という声も多く見られました。

また、アンケートに回答した40代の女性からは「UVカット機能付きで、着けている間に美白成分が出てくるマスク」という声もあがりました。

これらの消費者の要望の声をもとに、パワーアップした多機能マスクが登場するといいですね。

【調査概要】
調査期間:2016年12月22日〜2017年1月13日
調査方法:インターネット調査
調査対象:ネットリサーチ「DIMSDRIVE」のモニター3433人

ウートピ編集部