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米Snap (旧Snapchat)は2月20日 (現地時間)、動画カメラを内蔵したサングラス型のウエアラブルデバイス「Spectacles」を販売するオンラインストアをオープンさせた。

同社は昨年11月にSpectaclesを発表し、販売方法を米国の様々な場所を短時間で移動する自動販売機とニューヨーク市のポップアップショップに制限していた。オンラインストアの開設に伴って自動販売機の設置は終了。オンラインストアでは、米国居住者であれば、誰でも1世帯あたり最大6台まで購入できる。Spectaclesの価格は129.99ドル (コーラル、ブラック、ティールの3色)。20日時点で発送までの時間は2〜4週間となっている。他にも、充電ケース(49.99ドル)と充電ケーブル(9.99ドル)といったアクセサリをオンラインストアで販売している。

Spectaclesは、ユーザーが自身の目で見たままの風景をビデオSnapとして撮影できるように設計されており、サングラスのレンズと並ぶように115度の視野角のカメラレンズが配置されている。サングラスのフレームをタップすると10秒間のビデオ撮影が始まり(最大30秒まで延長可能)、撮影したビデオは、BluetoothまたはWi-Fiで接続するモバイル端末を経由してSnapchatのMemoriesに送られる。

Snapは現在、新規株式公開を目指しており、2月上旬に米国証券取引委員会 (SEC)に申請書(S-1)を提出した。発行条件は未定だが、申請用の仮条件では調達金額が最大32億ドルとなっており、中国Alibaba Group(阿里巴巴)以来の大型IPOとして注目されている。

Snapchatは写真や動画付きのメッセージを簡単に送れるメッセージングサービスとして若い層を中心にユーザーを増やし、ライブストーリー機能、メディアが配信する情報をスナップ形式で受け取れるディスカバーなどサービスを拡充してきた。新規株式公開申請書の中で、Snapは自身を「カメラ会社」と定義している。カメラメーカーという意味ではなく、動画や写真に情報を盛り込んで伝えたり、または人々の日常を切り取るアプリケーションやサービス、そしてSpectaclesのようなユニークなハードウエアを含めて広義でカメラ会社としている。

(Yoichi Yamashita)