冷却期間は連絡してOK? 男女別「距離を置く」の意味と効果

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彼氏や彼女から、突然「距離を置こう」と切り出されたとき、みなさんは何を思いますか? 「連絡はしてもいいの?」「どのくらい冷却期間を設ければいいの?」、はたまた「距離を置くことに意味はあるの?」など、さまざまな不安が頭をよぎるはずです。また、冷却期間を提案した相手の心理も気になるところですよね。そこで今回は、361人の男女を対象に、「冷却期間」に関するアンケートを実施。さらに、「距離を置くべき期間」や「冷却期間の効果」などについて、専門家の織田隼人さんに解説してもらいました。

■冷却期間を切り出す「男性心理」「女性心理」って?

付き合っているカップルや、一度関係を解消したカップルなどが、一定期間連絡などを取らずに距離を置く冷却期間。男性と女性との間では「距離を置くこと」に対しての認識や意味合いが異なる場合もあるようです。まずは、冷却期間の捉え方に関する男女の心理を探っていきましょう。

★“距離を置く”とは? 男女別「冷却期間」の意味

「距離を置く」という意味について、男女それぞれどのように考えているのか知るために、冷却期間中、恋人にしてほしくないことを聞いてみました。

Q.冷却期間中、恋人にしてほしくない(するべきではない)ことの境界線は次のうちどれですか?

【男性】
第1位 家に遊びに来る(25.4%)
第2位 SNSで「いいね!」などを送る(22.7%)
同率2位 友達に自分の近況を聞かれる(22.7%)
第4位 「会いたい」と言う(21.5%)
第5位 メールで連絡(16.6%)
(※1)有効回答数188件。複数回答式、6位以下省略・その他除く

【女性】
第1位 家に遊びに来る(43.1%)
第2位 「会いたい」と言う(36.2%)
第3位 SNSで「いいね!」などを送る(31.4%)
第4位 電話で連絡(29.3%)
第5位 友達に自分の近況を聞かれる(27.7%)
(※2)有効回答数209件。複数回答式、6位以下省略・その他除く

アンケートの結果、男女ともに1位は「家に遊びに来る」という回答になりました。距離を置いている以上、相手が家に来ることはもちろん、顔を合わせるのを避けたいといった様子。「距離を置く=会わない」という意味が、男女の共通認識のようです。続いて、距離を置きたいと感じる理由や瞬間についても聞いていきましょう。

★カップルが恋愛において距離を置く理由とは?

恋愛関係にあるカップルが、距離を置きたいと思うのには、やはり理由があるはずです。「距離を置こう」と提案するのは、別れたい口実なのか、別れたくないがための策なのか。男女それぞれに聞いてみました。

Q.あなたが恋人に「距離を置こう」と伝えるのは、別れたいためですか? 別れたくないためですか?

【男性】
「別れたいから」(59.1%)
「別れたくないから」(40.9%)
(※1)有効回答数181件

【女性】
「別れたいから」(65.4%)
「別れたくないから」(34.6%)
(※2)有効回答数188件

男女どちらも、やや「別れたいから」という理由で距離を置く人が多いようです。では、恋人と冷却期間を設けたいと思うときには、具体的にどのような理由があるのでしょうか? その状況や心理についても聞いてみました。(※1)(※2)

<男性の場合>

◆関係を冷静に考える機会が欲しいから

・「いったん距離と時間を離れて冷静に考えたい」(男性/32歳/その他/販売職・サービス系)

・「現在の関係を、距離を置く事で客観的に考える」(男性/31歳/マスコミ・広告/事務系専門職)

「一度距離を取って、冷静な気持ちになりたい」という理由で冷却期間を置く男性意見が多く見られました。

◆冷却期間を利用して別れたいから

・「冷却期間ということを使って、別れようと思っているとわかってもらう」(男性/32歳/その他/事務系専門職)

・「自然消滅で別れたいために時間を作る」(男性/35歳/運輸・倉庫/その他)

冷却期間を利用して、自然に別れることを望む男性も。言葉で「別れたい」と伝えるのが難しい状況では、こんな手段を選ぶこともあるようです。

◎男性が冷却期間を設ける理由まとめ

男性の場合、「別れる」という気持ちはほぼ決まっており、それを相手に知ってもらうために距離を置くことがあるようです。また、別れる・別れないは別にしても、気持ちが限界に達してしまった際、冷却期間により頭をスッキリさせる男性もいました。

<女性の場合>

◆単純に会いたくないから

・「もう会いたくないと思ってしまったとき」(女性/33歳/学校・教育関連/クリエイティブ職)

・「もう一緒にいるのが嫌になったとき」(女性/34歳/医療・福祉/事務系専門職)

「会いたくない」という感情が何よりも先行してしまい、距離を置く選択をする女性意見です。後先のことを考えるよりも、感情で行動してしまうのが女性なのかもしれませんね。

◆自分の気持ちを確かめたいから

・「一度自分の気持ちを整理するため、離れてみてスッキリするようだったらきちんと別れる」(女性/32歳/その他/クリエイティブ職)

・「自分の気持ちが冷めてきて、本当に必要な存在だったのか確かめたいとき」(女性/23歳/学校・教育関連/専門職)

一度離れてみることで、「本当に相手が好きなのか」、自分の気持ちを確かめることができるという声が。離れたからこそ、それでも一緒にいたい相手なのかどうかが見えてくることもありますよね。

◎女性が冷却期間を設ける理由まとめ

ただ会いたくないという、女性らしい感情的な意見から、自分の気持ちを再確認したいという冷静な意見まで、さまざまな思考がありました。どちらにせよ、関係を見つめ直す必要性があるからこそ、冷却期間を設けるようです。

男性と女性とでは、距離を置くという行為は同じでも、理由や心境に少なからず違いがあるのでしょう。「距離を置く」という認識のすれ違いを起こさないためにも、冷却期間後どうするつもりなのか、それとなく相手の真意を確認しておくといいかもしれませんね。

■冷却期間中の連絡はしてもOK? 距離感の取り方

冷却期間中の連絡について、してもいいのか悩むカップルは多いことでしょう。本音を言えば、連絡くらいならしても構わないと思っている人もいるかもしれませんね。実際のところを男女それぞれに聞いてみました。

★【男女別】冷却期間の連絡に対する本音

冷却期間中、相手のほうから電話やメールなどで連絡があった場合、うっとうしいと感じてしまうものなのでしょうか? 男女それぞれの本音を見ていきましょう。

Q.(自分から切り出した場合、)冷却期間中の恋人からの連絡はうっとうしく感じますか?

【男性】
はい(57.5%)
いいえ(42.5%)
(※1)有効回答数181件

【女性】
はい(64.9%)
いいえ(35.1%)
(※2)有効回答数188件

男性では57.5%、女性では64.9%もの人がうっとうしいと感じると答えました。女性のほうがやや多い結果に。どちらも半数以上が冷却期間中の連絡を好ましく思わないようです。

★冷却期間中、恋人に連絡したくなる瞬間とは?

では、自分から切り出したとはいえ、冷却期間中に連絡をしたくなる瞬間は男女ともにあるのでしょうか? 男女それぞれの「冷却期間中に連絡したくなる瞬間」を聞きました。(※1)(※2)

<男性の場合>

◆彼女を思い出して寂しく感じたとき

・「過去の楽しい思い出を思い出して」(男性/26歳/その他/その他)

・「2人でよく訪れたところなどに行くと寂しくなる」(男性/24歳/建設・土木/技術職)

冷却期間中であっても、彼女と一緒に訪れた場所に来たときや、思い出が蘇ったときなど、寂しくなって連絡したくなることがあるようです。距離を置きたいと思っている気持ちよりも、寂しさのほうが大きくなってしまう瞬間なのでしょう。

◆彼女のことが気になったとき

・「相手が今どういう気持ちでいるか知りたいとき」(男性/28歳/ソフトウェア/技術職)

・「何も音沙汰なく平気にしていると、逆に気になります」(男性/31歳/小売店/販売職・サービス系)

しばらく距離を取って連絡を絶つと、彼女がどうしているのか気になるのだとか。向こうからなんのアクションもないとき、彼女が今どういう気持ちでいるのか知りたくなり、思わず連絡を取りたくなってしまうようです。

◆自分の中で答えが出たとき

・「自分の中で何かしら答えが見つかったら」(男性/25歳/その他/販売職・サービス系)

・「自分が反省した場合は、すぐに謝ろうと思う」(男性/34歳/学校・教育関連/専門職)

冷却期間を経て、今後どうするべきか答えがでたタイミングで、彼女に連絡を取るという男性もいます。それがどのような結果になるかは、大きく分かれるところ。自分の答えを彼女に告げるために連絡を取るということでしょう。

<女性の場合>

◆聞いてほしいことがあるとき

・「何か嬉しいことや悲しいことがあったとき、一番話を聞いてくれるから」(女性/34歳/小売店/販売職・サービス系)

・「嬉しいことがあったときや落ち込んでグチを言いたいとき」(女性/32歳/その他/専門職)

冷却期間中だとしても、自分を理解してくれる恋人の存在はゆるがないもの。聞いてほしいことがあると連絡を取ってしまうという女性は多くいるようです。

◆ふと寂しくなったとき

・「ふとしたときにいつも一緒だった人がいなくて寂しく感じたとき」(女性/35歳/建設・土木/その他)

・「距離を実際置いたら急に寂しくなって連絡したくなる」(女性/33歳/医療・福祉/専門職)

冷却期間を設けたからこそ、彼が傍にいない寂しさを実感することも。大好きだった彼が近くにいない辛さにようやく気づくのでしょう。

◆やっぱり一緒にいたいと思ったとき

・「しばらく考えてそれでも恋人のことが必要と感じたら」(女性/29歳/学校・教育関連/専門職)

・「距離を置いた結果、やっぱり付き合いを継続していこうと思えたとき」(女性/34歳/その他/事務系専門職)

ある程度の冷却期間を置いて、改めて彼の大切さを認識することもあるのでしょう。やっぱり一緒にいたいと思える相手には、自分から連絡をしようと思うようですね。

◎【男女別】冷却期間中に連絡したくなる瞬間まとめ

相手に連絡したくなる瞬間に、男女で大きな違いはない様子。寂しさを感じたり、相手の大切さに気づいたり。冷却期間があったからこそ、見えてくることもあるようです。そこで実際にアクションを起こすか、ぐっと我慢をするかによっても、その後の2人の関係が大きく変わっていきそうですね。

■どのくらい必要? 専門家が教える「冷却期間を終わりにすべきタイミング」

では、実際に専門家の視点から見て、復縁を望む男女は冷却期間をどのくらい設ければよいのでしょうか? 男女の恋愛にくわしい心理コーディネーター・織田隼人さんに、冷却期間を終わりにすべきタイミングについて、解説してもらいました。

「男性から別れを切り出した場合(女性が振られた場合)は、冷却期間を最低3カ月から半年くらいおくとよいでしょう。

男性は過去の悪い感情を比較的忘れやすい傾向にあります。また、これまで付き合った女性のことは何人いても全員それなりに好き、という別れ方になることが多いので、冷却期間を3カ月以上おくと好きだった気持ちが残りつつ、嫌な出来事などを忘れていきます。また、半年くらいするとかなり嫌な出来事を忘れるので、半年程度が一番オススメです。

女性から別れを切り出した場合(男性が振られた場合)は、冷却期間を半年から1年くらいおくことをオススメします。女性の方が付き合っていたときの悪い感情を忘れづらいからです。冷却期間中に別の人間になるくらい男性が変わっていると◎。自分自身を変えるためにも長期の冷却期間を設けましょう。

加えて、交際期間が長い場合にはより長く冷却期間を置くことをオススメします。というのも、交際期間が長ければ長いほど、お互いに積もり積もった悪印象が消えるのに時間がかかるからです。2年以上の付き合いであれば、冷却期間が1年増えるごとにプラス1ヶ月くらいの期間を設けるとよいでしょう」

■専門家が解説! 冷却期間の効果とは?

冷却期間後のカップルに「復縁の可能性」があるのかどうかは、誰もが気になるポイントですよね。専門家が考える冷却期間の効果とは? こちらも心理コーディネーターの織田隼人さんに、意見を聞いていきましょう。

「男性から別れを切り出した場合(女性が振られた場合)、上手くすすめると復縁する可能性は高いです。男性は「出来事中心」に記憶しているので、過去の悪印象や悪い感情は時間と共に忘れやすいからです。

そして、男性は「ばらまく性」でもあるので、付き合った女性は全員好き、という傾向を持っています。つまり別れてもある程度好きな気持ちは残しているので復縁がしやすいのです。

女性から別れを切り出した場合(男性が振られた場合)は、復縁する可能性が低くなります。もちろん、復縁するケースもそれなりにありますが、それは「男性がレベルアップした場合」です。

別れるときに問題になったことが改善され、さらに転職して収入が増えるなど、別の魅力が感じられると、女性の気持ちが再燃する可能性もあります。復縁するためには、『男性のレベルアップする努力』がより必要になります。

交際期間が長かった場合、冷却期間がある程度長ければ復縁する可能性が高いです。なぜなら、ある程度お互いをよく知っているから。人はよく知っている人には親近感を覚えます。それが元カレ、元カノであっても、です。

ただし、別れた理由が解消されていないと復縁は成立しませんので冷却期間中に反省して自分の改善を行っておく必要がありますよ」

■まとめ

恋人から突然距離を置こうと言われ、冷却期間を設けるということは、そう珍しいことではないはず。しかし、男性と女性とではそれぞれ冷却期間の意味合いが微妙に異なるため、注意が必要です。最初から別れるつもりで距離を置く人もいれば、関係を修復する可能性を含んでいる人もいるでしょう。どちらにせよ、状況をしっかり判断して、冷静に対応できるといいですね。

(監修:織田隼人、文:ファナティック)

(※)画像はイメージです

(※1)マイナビウーマン調べ
調査日時2017年1月27日〜2017年1月28日
調査人数:181人(22歳〜39歳の男性)

(※2)マイナビウーマン調べ
調査日時2017年1月27日〜2017年1月28日
調査人数:188人(22歳〜37歳の女性)