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The Registerに2月15日(米国時間)に掲載された記事「Talk of tech innovation is bullsh*t. Shut up and get the work done - says Linus Torvalds • The Register」が、カリフォルニアで開催されたOpen Source Leadership SummitにおけるLinus Torvalds氏の発言を伝えた。Linus Torvalds氏は「成功するプロジェクトは99%の努力と1%の革新によるものだという意見に賛同する」とコメントしている。

IT業界のビッグプレーヤーが開催するカンファレンスに参加したことがあるのであれば、CEOやCTOといったキーパーソンが同社の開発した技術の革新性をうたうキーノートを聞いたことがあるだろう。こうした発表で使われるこのの多い「イノベーション(革新)」という言葉は製品やサービスの素晴らしさを表現するために繰り返し使われるが、Linus Torvalds氏はこうした現状に警鐘を鳴らしている。イノベーションという言葉を使いすぎだとし、冒頭の同氏の発言につながっている。

Linus Torvalds氏が開発を始めたLinuxは現在世界で最も成功したオープンソース・プロジェクトの1つとなっている。Linus Torvalds氏はこうしたLinuxの成功においては、技術的な問題よりも、開発を進めるためのプロセスやコミュニティに関するやり取りのほうが大変だったと説明。コミュニティというネットワークの構築、どうやって開発を進めるのかといった開発プロセスの重要性を指摘している。

(後藤大地)