小型機が墜落して壊れたオーストラリア・メルボルン郊外のショッピングセンター(2017年2月21日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新、写真追加)オーストラリア・ビクトリア(Victoria)州メルボルン(Melbourne)の近郊で21日、5人を乗せた小型機が離陸直後にショッピングセンターに墜落し、爆発炎上した。警察は、生存者はいないとみられると発表した。

 現場はメルボルン北郊エセンドン(Essendon)にある空港近隣のショッピングセンターで、目撃者によると「巨大な火の玉」が上がったという。事故当時、近くの道路は朝の通勤ラッシュで混雑していた。ショッピングセンターはまだオープンしておらず、中に人はいなかった。

 墜落したのは米ビーチクラフト(Beechcraft)製のチャーター機。エセンドンから、南に55分ほどのキング島(King Island)へ向かっていた。

 ダニエル・アンドリュース(Daniel Andrews)州首相は、同州で起きた航空機事故としては過去30年で最悪のものとなったと述べた。アンドリュース州首相の発表に先立ち、ビクトリア州のリサ・ネビル(Lisa Neville)警察相は記者団に「非常に悲劇的な事故のようだ」と説明し、事故機には5人が乗っていたと確認していた。

 事故を目撃したタクシーの運転者は豪ABCラジオに「巨大な火の玉」が上がったと語っている。メルボルンの消防当局によると約60人の消防隊員が出て消火に当たった。

 ビクトリア州のミック・フレウェン(Mick Frewen)警視は「破滅的なエンジン不具合」を中心に調査が行われていると述べ、事故機は遭難信号を出していたことも明らかにした。
【翻訳編集】AFPBB News