米女性、カラコンで細菌感染により失明(出典:http://www.everythinglubbock.com)

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コンタクトレンズに由来する失明の話題があとを絶たない。このほどは米テキサス州から。有名な「Bella」社のカラーコンタクトレンズをフリーマーケットで買ったという女性が細菌感染により失明した。高額の慰謝料を求め裁判の準備が着々と進んでいるという。

カラコンによる細菌感染が原因で失明してしまったのは、テキサス州ラボック市に暮らすライザ・ガルシアさん。瞳の色を変え大きく見せる「Bella」社の人気のカラーコンタクトレンズを装着した3日後に炎症が始まり、潰瘍まで生じるようになったことから大病院での集中治療に移ったが、重度の細菌感染からくる合併症により失明してしまった。仕事を失い、3人の子供の世話ができない不自由さに日々の苛立ちは相当なものであるようだ。

地元メディアの『everythinglubbock.com』が報じたところによれば、ライザさんがそのレンズを購入したのはラボック・ナショナル・フリーマーケット内の「One Stop Contact Lenses」という店で昨年2月9日のこと。カラコンは視力を調整するものではないとはいえ、違法行為であろうに処方箋なしで売ってもらえたこと自体が不思議であった。コンタクトレンズの扱いには慣れていたライザさんは今、「その商品は違法販売の不良品。細菌に感染していたに違いない」と激怒している。

こうして1ミリオンドル以上の損害賠償を求める裁判を今月10日に起こしたライザさんだが、訴訟の相手は販売者やフリーマーケット、そして製造、流通、納入に関わったとみられる9もの業者がリストアップされているもようだ。おしゃれ目的のカラコンに関しては失明にこそ至らなくともトラブルは多い。コンタクトレンズは「高度管理医療機器」と定められており、必ず処方箋が必要であること、手入れや瞳のケアに十分な注意が必要であること、そして眼科医が測定した正しいサイズのレンズを装着すべきであると米国食品医薬品局(FDA)は常に呼びかけている。

なお最近では「半永久的なものを」と瞳の周りの白い部分に墨を入れる“デカ黒目”タトゥーまでが話題になっているもよう。だがその分野はまだ発展途上にあるとのこと。タトゥーアーティストの練習台となったイギリスの男性は重度の結膜炎で失明寸前となってしまった。「カッコイイからと飛びつかないで」と警鐘を鳴らしている。

また結膜の充血=軽い炎症と甘く考えていてはいけない。米オハイオ州では、コンタクトレンズを着けたまま眠り込んでしまう生活を続けていた30代の男性が失明した。かゆみや赤みを結膜アレルギーだろうと軽く考えていた2日後、眠りから目を覚ましたら視力が奪われていた。眼科では「シュードモナス感染症」という聞き慣れない病名を告げられたという。

出典:http://www.everythinglubbock.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)