19日、参考消息網は、中国のケンタッキー・フライド・チキン(KFC)などを展開するファストフード企業ヤム・チャイナが先月、中国にメキシコ風ファストフードチェーンのタコベルを再進出させたと報じた。

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2017年2月19日、参考消息網は、中国のケンタッキー・フライド・チキン(KFC)などを展開するファストフード企業ヤム・チャイナが先月、中国にメキシコ風ファストフードチェーンのタコベルを再進出させたと報じた。

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米紙ニューヨーク・タイムズは13日にタコベル再進出の狙いについて「ヤム・チャイナは2枚重ねのタコスや中身たっぷりのケサディーヤ(チーズをトウモロコシなどの生地で挟み焼いた料理)で、フライドチキンの集客力が限界に達した市場の失地を取り戻そうとしている」と伝えている。

同紙によると、中国では1990年代、当時現地で珍しかった美しいトイレと空調環境を強みとして、KFCやマクドナルドをはじめとする洋食ファストフードチェーン店が続々と進出。以後今日に至るまで、中国のファストフード店の台頭、さらには人々のヘルシーフード志向への転換を背景に日々激化する戦いを繰り広げてきたという。

激しい競争の中でヤム・チャイナは87年に北京でKFC1号店をオープンさせて以降、1100都市に7300余りの店舗を設置。ライバルのマクドナルドに3倍の差をつけて中国最大の西洋系ファストフードチェーン企業となった。

同紙は、KFCで油条(中国風揚げパン)とおかゆを朝食メニューに出し、ピザハットでシーフードとドリアンのピザを発売するなど、メニューの現地化が同社の中国における成功の秘訣(ひけつ)と分析している。(翻訳・編集/川尻)