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Appleが、大手広告代理店TBWA\Media Arts Labとの契約を見直すと米メディアAdweekが報じています。今後、デジタル媒体と地域限定の広告に注力する方針です。

大口顧客失ったTBWA Media Arts Labは人員整理

Appleはこれまで、TBWA社と組んで、世界統一のメッセージを各地域ごとに翻訳する「ローカライズ」により広告キャンペーンを展開してきました。
 
しかし、Appleとしては、世界共通のメッセージを訳したものではなく、各地域の顧客をターゲットにした広告に予算を割きたい考えです。
 
世界最大のテクノロジー企業からの仕事を失うことになるTBWAが現在、ロサンゼルスオフィスほか世界各地の拠点で、人員整理を行っている、とAdweekは報じています。
 
Appleは近年、テレビで放映されるような大規模広告キャンペーンの担当広告代理店を、Omnicom networkから社内のマーケティングチームに変更しています。
 
TBWAは、大規模広告キャンペーンへの関与は続けるものの、ロサンゼルスや東京のチームは、リソースを地元マーケットに割り当てるよう指示されている模様です。

最近はリオのカーニバルに合わせた広告を公開

最近、Appleがリオのカーニバルにあわせて公開した、ブラジル限定の広告「Meu Bloco na Rua」は、TBWAのブラジル法人が制作しています。
 

ソーシャルメディア向け広告に注力するApple

最近のAppleは、FacebookやInstagramといったソーシャルメディア上で流すための15秒広告制作に力を入れています。事実、AppleのYouTubeチャンネルのページには、テレビではなくソーシャルメディア向けの15秒広告の映像が数多く並んでいます。
 

 
最近公開された、iPad ProがPCよりも優れていると訴求するCMは、Appleが力を入れるソーシャルメディア向け広告の代表例と言えるでしょう。
 

 
なお、日本では、iPhone7のApple PayでSuicaを使って自動改札を通過する様子を描いたテレビ広告が放映されています。
 

 
 
Source:Adweek
(hato)