人類とエロスの歴史は切っても切れない関係ですが、近年は技術の発達によってプログラミングでフルカスタマイズできるオープンソースのバイブレーターなど、さまざまなものが生み出されています。では、これらの大人のオモチャは実際のところどのようにして製造されているのか?ということで、YouTubeチャンネルのRefinery29が製造工場に潜入し、ムービーを公開しています。

How Sex Toys Are Made | Refinery29 - YouTube

世の中にはさまざまなタイプの「大人のオモチャ」が存在します。ディルドや……



指に装着するタイプのバイブレーター。



ゴム製の手錠のようなもの。



では、これらの「大人のオモチャ」はどのようにして作られているのでしょうか?



大人のオモチャは、およそ2万8000年前から、人類によって使われてきました。初期の大人のオモチャは石や木を掘って作ったディルドのようなものだったと見られています。



現在ではもう少し技術が発達しています。ということで今回見て行くのは、世界で最も大きなアダルトグッズ製造会社の1つ、「Doc Johnson」です。



Doc Johnsonは家族経営の会社。



ディルドを作る過程は以下から。まず、社内のアーティストの手によって手作業で粘土の原型が作られていきます。



非常にリアルなものもあれば……



幾何学っぽいものや……



曲線を描くもの



さらなる刺激を生み出すためにスタッズがついたものもあります。



デザインが認められたら……



青いシリコン製レイヤーを重ねて、ディルドを量産する型を作るための「ネガ」が作られていきます。



ネガは、最終的な銅金型を作るためのハードワックス製レプリカを作るためのもの。





そして、銅金型が完成すれば、何千という大量のディルドを生み出すことが可能です。







コンベアにのって移動していく銅金型。



人が作業している場所に銅金型が到着しました。



1つ1つの型にエラストマーが流し込まれていきます。





このエラストマーは350度まで熱され、型に入れられた後に冷却されます。冷却されるとエラストマーは固まりますが、素材の固さは直接ユーザーエクスペリエンスにつながる部分なので、非常に重要なところです。



固まったエラストマーに、細い筒を使って空気をあてます。



すると、素材と型の間に隙間が生まれ……



するりと型から外れるわけです。



型から外したディルドはゼリーのようにぷるんぷるんです。



さらにコンベアで運ばれていき……



仕上げの前に水の中で冷却されていきます。





仕上げでは、まずディルドに蒸気をあてて継ぎ目や余分なシワなどを取り除き、表面をなめらかにしていきます。



モノは違いますが、これも蒸気をあてる作業中のようです。



なめらかになったディルド。



さらにリアルにしていく場合は色づけ作業が行われます。



染料がつけられたところをタオルで拭いていく作業員。



ほんのりピンクになりました。



また、フェイクの毛がつけられるものもあります。



細かな仕上げをしていき……



完成したら梱包に移ります。



Doc Johnsonが1つの工場で1週間のうちに作る製品の数は7万5000。



製品はこんな感じでパッケージングされて……



箱詰めされ、コンベアで運ばれていきます。



大人のオモチャはインドや、アメリカ・アラバマ州といった一部の地域で禁じられています。しかし、大人のオモチャ全体の需要は増加しており、大人のオモチャ産業では年間150億ドル(約1兆6900億円)の収益が生み出されているとのことです。