老け見え防止に効果的!ほうれい線を解消する3つのケア法

写真拡大

鏡に写る自分に深く刻まれたほうれい線があるだけで……、見た目年齢をかなり老けさせてしまっているに違いありません。逆に言えば、ほうれい線対策をすることで見た目年齢を若く美しく保つことが可能ということ。

そこで今回は見た目年齢を老けさせないためのほうれいせんの原因と3つのケア法を、コスメコンシェルジュで美肌研究家の筆者がご紹介します。

ほうれい線の原因

(1)乾燥

乾燥による小じわをケアせず放置することで深いしわとして刻まれてしまいます。ほうれい線においても同じこと。口周りが乾燥しやすいのは皮膚が薄く皮脂も少ないので水分や油分が不足しがちになることが原因。つまり口周りの乾燥による小じわケアを放置することがほうれい線の原因のひとつとも言えるでしょう。

(2)光老化による美肌機能の低下

お肌のハリや弾力を保つ働きをするコラーゲンやエラスチン。加齢以外にコラーゲンやエラスチンの生成を減少させてしまうのが紫外線。紫外線による光老化はハリや弾力を失わせ皮膚をたるませてしまいほうれい線の原因となるのです。

(3)表情筋の低下

顔面にあり、収縮により表情をつくる筋肉を表情筋といいます。食事を摂るときも良く噛まない方や、喜怒哀楽のない同じ表情ばかりの方は顔の筋肉が衰えてしまいます。顔の筋肉が衰えてしまうと皮膚がたるみやすくなり、ほうれい線となる大きな原因になりえます。

ほうれい線に効果的な秘伝技3つ

(1)フィンガーハンドプレス

毎日のスキンケアをしていてもどうしても保湿にムラができてしまうことがありますよね。頬などは手のひらで覆いしっかり保湿していても、ほうれい線が出やすいあたりを意識してケアしていますか?

おすすめするのはほうれい線ができやすいあたりと同じくらいの長さの中指を密着させて保湿するフィンガーハンドプレス。手のひらに化粧水を広げて中指をほうれい線にあて数秒キープするだけ。このひと手間が乾燥によってできてしまうほうれい線にアプローチすることができます。

(2)年中欠かさないUVケア

紫外線による光老化によってコラーゲンなどが減少してしまうのをUVケアにより防ぎましょう。冬や室内だからといって紫外線対策は必要ないということはありません。光老化対策のためには室内であっても軽めのUVケアなどを行い、紫外線からお肌を守りましょう。

(3)顔筋トレ

「あいうえお」と大げさに口を動かしていってみたり、口の中で舌を動かしほうれい線ができるあたりを伸ばしてみたり、頬を膨らませたりするのもいいでしょう。顔の筋肉を刺激して顔筋トレをすることでほうれい線ケアだけでなくフェイスラインがスッキリしたりむくみの改善も期待できますよ。

いかがでしたか? ほうれい線ケアに必要なことは原因やご自身のほうれい線レベルを知ったうえで対策をすることが効果的です。できてしまったほうれい線を解消するには時間も手間もかかりますので、筆者はできてしまう前に対策しておくことをおすすめします。いつまでも若々しく綺麗な口元を保つために是非参考にしてみてください。

【画像】

※ Vladimir Gjorgiev / shutterstock

【筆者略歴】

杉本由美

手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。MISS GRAND JAPANの公式講師も務める。アンチエイジングやシーンに合わせた美肌メイクで大人可愛い魅力を最大限引き出し、自身も無理なく続けられる美肌Lifeを送る。