世界ランキング76位のトマス・ベルッシ【写真:Getty Images】

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1回戦で対戦のベルッシ、公式会見で「クレーのコートでチャンスがある」

 現地時間20日(日本時間21日)に本戦が開幕する男子テニスのリオ・オープン。世界ランキング5位で第1シードの錦織圭は1回戦で、地元ブラジルのトマス・ベルッシと対戦する。ベルッシはブラジル人トップの世界ランキング76位の選手で、ツアー通算4勝を挙げており、2010年には自己ベストの世界ランク21位に上り詰めた。地元の期待を背負って本戦に臨むことになる。

 一昨年の同大会では、第3シードのラファエル・ナダル(スペイン)に1回戦で敗れた。今回も第1シードの錦織といきなり戦うことになり、くじ運の悪さを露呈してしまったが、本人は意外にも自信を覗かせている。

 公式サイトによると、29歳のブラジル人は19日に行われた公式会見で「錦織が苦手にしているクレーのコートでチャンスがあると考えている。ハードコートの舞台なら彼のアドバンテージは大きくなる。でも今回は自分のホームで戦えるから観衆が味方についてくれる。クレーは最も好きなコートだし、サプライズを起こすチャンスは十分にあると思う」と語り、地の利を生かした戦いに勝機を見出そうとしている。

2015年の全仏OPでは敗戦も…「あのときは準備不足」

 ベルッシと錦織は2015年の全仏オープンで1度だけ対戦したことがあり、この時は錦織がストレート勝ちで下している。「あのときは準備不足のまま大会に臨んだ。今回は昨年末からリオで1か月半ほど調整を積んできた」と、今大会にしっかりと標準を合わせてきた自負を覗かせているという。

 ベルッシは「錦織は最も運動能力の高いプレーヤーだ。バックハンドがとても手強い」と警戒。「自由に打たせたくないのでいろいろなショットを見せていかないと。彼はライン際でプレーするのが得意だから、できるだけ後ろに下がらせたい」と策を練っている。1回戦で第1シードを撃破するとなれば、地元ファンが詰めかける会場がお祭り騒ぎになることは間違いないが、果たして。