Google Chromeってこんなに重かった? 動作が遅くなったChromeでやるべきこと

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Google Chromeは今や定番のWebブラウザとなり、利用者も多い。
しかしChromeを利用していると、だんだん動作が遅い、重たいと感じることはないだろうか。

Webサイトでページを移動しようとしたり、新しくタブを開こうとしたりしてもなかなか表示されない、操作にも反応してくれない、となればイライラする。

仕事でChromeを使用している場合は、作業効率にも影響してくるから困ったものだ。

なんだか最近重くなってきた、と感じた時の対策方法を紹介する。


●開いている「タブ」を少なくする
多くのタブを開いて作業をしているようなら、少しタブを整理しよう。
タブを1つ開くだけで、Chromeはパソコンのメモリを多く使用してしまうからだ。
不要なタブが開いたままになっていないか確認し、今必要なもの以外のタブを閉じるようにする。

タブを固定したり、Chrome起動時に自動的に開いたりと、便利な設定もできるが、これもあまりたくさんのタブを設定していると動作速度の低下を招くので削った方がいい。
毎回起動するのに時間もかかるし、操作が遅くなる原因となる、

●不要なブックマークは削除する
あれもこれもブックマークに登録して、気がついたらブックマークがいっぱいになってないだろうか。
よく開くサイトを登録しておけるブックマークは便利だが、ほとんど訪れないサイトは削除するなど整理するようにしよう。
意外とすでに使わなくなったサイトや、終了したサービスのサイトなどが登録されたままになっていることがあるものだ。

Chromeが重くなる原因にもなるし、なによりブックマークの数が多すぎると、目的のサイトを見つけるのも大変になる。

ブックマークは、右クリックして[削除]を選択すれば削除する事ができる。

●キャッシュや閲覧履歴を削除する
Chromeは、次回素早く開くことができるようにと閲覧したサイトの情報を保管している。これがキャッシュだ。

しかし、キャッシュは貯まっていくと、逆にChromeの動作を重くしてしまう要因にもなる。また同様に、閲覧情報も保存しているが、これも増えれば増えるだけ重くなる原因となる。動作が遅いのが気になるようなら、削除してみよう。


アドレスバーの横の[Google Chromeの設定]をクリックして[設定]を選択して設定画面を開き、[詳細設定を表示]をクリックする。



[プライバシー]の[閲覧履歴データの消去]をクリックする。



不要なものにチェックを入れ、[閲覧履歴データを消去する]をクリックすれば完了だ。


●プライバシー設定を見直す
プライバシー設定には、予測サービスについての設定もある。実はこれもかえって動作を重くしている場合があるので、不要なものはオフにしよう。


●不要な拡張機能を削除する
Chromeには、さまざまな便利機能を追加できる拡張機能がある。
便利なプログラムも多いが、意外と使用していないものが登録されていることもある。
もしも使っていない機能が登録されているようなら、無効にしておこう。


設定画面で[拡張機能]を選択し、不要な拡張機能の[有効]のチェックマークを外し、Chromeを再起動する。


このほか、Google Chromeが最新のバージョンでない場合は更新しておくのも大事だ。
もちろん、パソコン自体のスペックでメモリ不足が起こるようであれば、マシンをパワーアップすることも考えよう。