「水兵リーベ僕の船・・・」というフレーズでおなじみの元素記号。中国語ではすべて漢字1文字で表される。その大半は「金偏」、「石編」、「気構え」を部首とし、日常生活では使用しない漢字がズラリと並ぶ。そしてこのほど、昨年新たに元素周期表に加わった「ニホニウム」を表す漢字も当局によって決定した。(イメージ写真提供:123RF) 

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 「水兵リーベ僕の船・・・」というフレーズでおなじみの元素記号。中国語ではすべて漢字1文字で表される。その大半は「金偏」、「石編」、「気構え」を部首とし、日常生活では使用しない漢字がズラリと並ぶ。そしてこのほど、昨年新たに元素周期表に加わった「ニホニウム」を表す漢字も当局によって決定した。
 
 中国メディア・好奇心日報は18日、中国国内の科学技術用語を定義する「全国科学技術名詞審定委員会」が15日に原子番号113番のニホニウムを含む新たに命名された4元素の中国語名称を決定したと報じた。

 原子番号113、115、117、118の4元素は2015年12月、新たに周期表に加わることが国際純正・応用化学連合(IUPAC)で決定。16年11月にそれぞれの正式名称が決定し、そのうち113番は日本の科学者が発見したことからニホニウムと命名された。記事によると、同委員会が昨年11月より中国語名称を公募し、今月15日の会議で決定したという。

 記事は、ニホニウムの中国語名称として「金+尓」の簡体字が用いられることで決定したと紹介。「もとはxi(シー)と読むようだが、新元素を表すときにはni(ニー)と読むことになりそうだ」と伝えている。

 また、115番のモスコビウムは「金+莫」、117番のテネシンは「石+田」、118番のオガネソンは「气+奥」という漢字がそれぞれ充てられることになったと紹介。元素記号に用いられる漢字は、石や金などの部首に、英語の正式名称の読みに近い「つくり」を組み合わせたもので、専用に文字を作る場合と、古代の漢字から借用する場合があると説明した。ニホニウムは既存の文字を用いており、後者にあたる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)