妊娠出産を前にした20代〜30代の女性の間で急増している子宮内膜症。ひどい生理痛がある人は、もしかしたら子宮内膜症の可能性も考えられます。子宮系のトラブルはもちろん不安ですが、婦人科に行って詳しい検査を受けるのもなんだか怖くて足が遠のいてしまうという人も多いのでは?でも、将来のためにも婦人科を受診するのは大切なことです。以下のセルフチェックで当てはまる症状があれば、早めに婦人科に受診するようにしましょう。

そもそも子宮内膜症ってどんな病気?

生理がある女性にとって、子宮内膜症は誰にでも起こり得る病気です。現代女性は5人に1人の割合で、子宮内膜症にかかっている可能性があると言われています。子宮内膜は子宮の内側を覆っている組織で、妊娠したときに赤ちゃんを守り育てるお布団のようなもの。妊娠が成立しなかった場合、次の排卵と妊娠の準備のために子宮内膜は剥がれ落ちて生理が来るのです。

子宮内膜は子宮の内側に作られるものですが、何らかの理由で子宮外(卵管・卵巣・子宮周辺組織)に内膜ができてしまう病気が子宮内膜症です。子宮外にできた内膜も子宮内と同じように増殖、剥離を繰り返すため、生理のもとがいくつもあるようなもの。出血も痛みも各部分で起こるため、経血が多くなったり生理痛が重くなるのです。

子宮内膜症のセルフチェック初潮が12歳よりも前だった生理痛がひどく日常生活に支障が出るほど生理時に飲む痛み止めの量がだんだん増えてきた生理時以外にも下腹部痛がある出血量が多い、生理の期間が長い生理中にレバーのような血の塊が出る性交痛や排便痛がある生理中吐き気やめまいがすることがある不妊の心配を抱えている

上記のチェックリストで一つでも当てはまる項目があれば、子宮内膜症の可能性があります。もし5つ以上チェックが入るような場合は、早めに婦人科に受診して検査を受けましょう。

子宮内膜症は生理のたびに悪化していきます

子宮内膜症は生理の度に症状が進んでいく病気です。そのため少しでも疑わしいことがあれば、早めに婦人科に行くことが本当に大切。病院に行かずに放置しておくと、癒着を起こしてしまうこともあり、卵巣に癒着した場合、卵巣が破裂する可能性も出てきます。病院では内診、超音波検査、MRI検査、血液検査などで子宮内膜症を診断。その後、病気の進行状態によって、女性ホルモンをコントロールする薬や低用量ピルなどの投薬治療、腹腔鏡手術、開腹手術などを行い、癒着部分や病変組織を取り除きます。

不妊症で悩んでいる人のうち、約20%が子宮内膜症が原因であるとも言われています。将来妊娠を望む人もそうでない人も、毎月の生理で不安を抱えているのであれば、一度病院に行って調べてもらうことをおすすめします。


writer:サプリ編集部