米フロリダ州メルボルンで開かれた集会で演説するドナルド・トランプ大統領(2017年2月18日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領がフロリダ(Florida)州で18日に開いた集会で、実際は起きていないのにスウェーデンでテロ攻撃があったかのような発言をし、ソーシャルメディアで嘲笑の的になっている。トランプ政権では側近からも実在しない事件に言及した発言が相次ぎ、失態をさらしている。

 トランプ氏は支持者を前に行った演説でテロの標的となった場所を列挙したが、その際に「ドイツで起きていることを、スウェーデンで昨晩起きたことを見てほしい。スウェーデンでもだ。信じられるだろうか。スウェーデンは(移民や難民を)多数受け入れている。これまで考えもしなかった問題を抱え込んでしまった」と語った。

 演説は、イスラム圏7か国からの入国を禁止した自身の大統領令を擁護する狙いだったとみられる。しかし、スウェーデンに関する事実と異なる発言はソーシャルメディアで物笑いの種になったほか、スウェーデン外務省からも説明を求められた。

 トランプ氏は19日、ツイッター(Twitter)で「スウェーデンで起きていることについて私が述べたことは、FOXニュース(Fox News)で放送された移民とスウェーデンに関するニュースについてのものだった」と弁解した。

 トランプ政権でこうした勘違いや言い間違えは本人に限らない。「もう一つの事実(alternative facts)」という言葉を人口に膾炙(かいしゃ)させたことで知られるケリーアン・コンウェー(Kellyanne Conway)大統領顧問は先に、実在しない「ボーリンググリーン(Bowling Green)虐殺」なる事件に言及。

 またショーン・スパイサー(Sean Spicer)大統領報道官は1週間で3度も「アトランタ(Atlanta)での攻撃」に触れたが、後に「オーランド(Orlando)」の間違いだったと釈明している。
【翻訳編集】AFPBB News