iPhoneの微細な画面割れ、ユーザーに即通知──アップルがひび検出システムを特許出願

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iPhoneのガラス画面が破損した際、その亀裂を検出してユーザーに通知する特許をアップルが米国特許庁に出願をしていることが明らかになりました。本体に内蔵されたセンサーおよびソフトを統合的に活用し、割れ目の深さや長さや幅のほか、髪の毛ほどの微細なひび割れも検知できるシステムとなりそうです。落下や衝撃による画面のひび割れはiPhoneに限らずスマホユーザーにとって悩みの種。スクリーン素材の研究開発は急ピッチで進んでいるものの、ひび割れに至る過程はユーザーの数だけあり、製造元がその全てを把握できているわけではありません。

公開された「Coverglass fracture detection(カバーガラスの破損検出)」資料によれば、スクリーンに内蔵されたタッチセンサーや振動アクチュエータ(バイブレータ)を利用し、返ってきた反応で亀裂やガラス欠けを検知するとのこと。

さらにスクリーンの両端に設置されたセンサーで光の偏向を読み取り、スクリーンの奥深くに伸びた破損も検出可能になるとされています。

この検知システムは、加速度センサーで落下を検出したときに自動で起動。破損が検出された場合、その箇所を特定して通知することに加え、不具合の生じたセンサーや機能につきメッセージが表示されるしくみです。

アップルが実際に本システムを製品に導入するかどうかはまだ不明ですが、アップルケアの保証でも画面破損は特別扱い(通常の故障は1万1800円のところを3400円(ともに税別))されるほどよくあること。この検知システムのデータが製品開発に還元されて破壊に強いスクリーンが実現すれば、ユーザーとアップルともにWin-Winとなれそうです。