ソマリアのモハメド・アブドラヒ・モハメド新大統領。首都モガディシオで(2017年2月8日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ソマリアの首都モガディシオ(Mogadishu)で19日、爆発物を満載した車が爆発し、当局者によると少なくとも20人が死亡した。犯行声明は出ていないが、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系のイスラム過激派組織アルシャバーブ(Al Shabaab)は今月発足したモハメド・アブドラヒ・モハメド(Mohamed Abdullahi Mohamed)新政権に対する攻撃を激化させると警告している。

 目撃者らによると、爆発が起きたのはモガディシオ南部ワダジール(Wadajir)地区にある人通りの多い交差点付近。当時、兵士や市民、業者らがいたという。同地区の当局者は「車に乗った自爆犯が混雑した時間帯に自爆し、少なくとも20人が死亡した。負傷者も多数出た」と明らかにした。

 ソマリアでは今月8日、アブドラヒ氏が新大統領に選出され、即日就任。今回の爆発は新政権発足後、最も多くの死者を出す攻撃となった。政権移行が行われた先週も迫撃砲による攻撃が数件起き、アルシャバーブが犯行声明を出していた。

 アルシャバーブはこれまでのところ今回の自爆攻撃については犯行声明を出していないが、米テロ組織監視団体SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)によると、アブドラヒ大統領と新政権に対する「残忍な戦争」を仕掛けると19日に宣言している。

 アルシャバーブは大統領選の前の週にモガディシオの人気ホテルを襲撃し、少なくとも28人が死亡する事件を起こしている。また先週、大統領就任式が行われた当日も大統領府近くで迫撃砲による攻撃があり、子ども2人が死亡している。
【翻訳編集】AFPBB News