■昨年末の勢いそのままに!

 昨年末、Jリーグ1stステージ覇者の鹿島アントラーズは、年間の勝ち点では3位だったものの、プレーオフで川崎フロンターレ、浦和レッズを撃破しJリーグ王者に輝いた。

 過密日程の中行われたFIFAクラブワールドカップでも準優勝。特に決勝戦ではスペインのレアルマドリードをもう一歩というところまで追いつめ、世界中にその名を轟かせた。さらに天皇杯でもクラブワールドカップで培った経験を活かし川崎フロンターレを下して優勝した。

 18日に行われた富士ゼロックススーパーカップでも浦和レッズを3-2で下し好調ぶりをアピールした。25日から始まるJリーグでは、鹿島アントラーズが連覇を達成できるかどかに注目が集まる。

■がらりと変わるJリーグ

 今シーズンのJリーグは見どころが満載だ。

 まずは1シーズン制に戻ったことだ。2015、16年は2シーズン制に移行したJリーグだが、17年は1シーズン制に戻る。年間で最もいいパフォーマンスをし続けたチームがチャンピオンになるといった分かりやすいシステムに戻るのだ。多くのファンは1シーズン制を望んでおり、この移行を支持するファンが多いこともからも、優勝の行方は注目を集めることだろう。

 JリーグとDAZNが結んだ大型契約により、各チームが戦力を充実させ一つでも上の順位を目指すことも予想される。すべては明らかにされていないが、優勝チームは優勝の翌年から3年間で17億5千万円を獲得できるという案が検討されている。順位による報奨金の違いは今までにもあったが、それが2017年シーズンからはより顕著になるだろう。一つでも上の順位を目指すことにより、優勝争いから脱落したチームでも死力の限りを尽くすことが予想されるのだ。

■ストップ・ザ・鹿島

 どのチームが鹿島の勢いを止めるかということにも注目が集まる。昨年末クラブワールドカップでスペインのレアルマドリードを追い詰めた鹿島への関心は世界中で高まった。その鹿島に勝つということは、アピールのチャンスにもなるだろう。

 クラブワールドカップ後で経験値を上げた鹿島は天皇杯、富士ゼロックススーパーカップを制し、明らかに一皮むけた。柴崎が抜けたが戦力補強を整えた鹿島。神戸がポドルスキを獲得したような派手な戦力補強は行わなかったが、全体の戦力を見たら昨季以上、ベンチを見るとどのチームでもレギュラーを張れるクラスが控えているのだ。

 長丁場になればなるほど戦力が充実している鹿島はやはり一歩リードしていると言っても過言ではない。開幕戦は25日。鹿島 VS FC東京から目が離せない!