18日、タイの高級リゾート地・パタヤは「夜の街」としても知られる歓楽街だ。同国初の女性観光大臣が歓楽街の大規模な取り締まりを進めている。写真はバンコクのバー。

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2017年2月18日、タイの高級リゾート地・パタヤは「夜の街」としても知られる歓楽街で、多くの女性が性産業に従事している。だがコープガーン・ワッタナワラーングーン氏が観光大臣に就任すると、性産業に対する大規模な取り締まりが行われるようになり、パタヤも今後どうなるか不透明になっている。香港・太陽報が伝えた。

パタヤはタイ東部に位置する特別市で、毎年100万人を超す観光客が訪れている。その多くが欧米から来る白人男性だ。歓楽街「ウォーキングストリート」の女性目当てに訪れる人は少なくない。性産業に従事しているのは、貧困地域から出稼ぎに来た女性が中心で、一晩に5000バーツ(約1万6000円)稼ぐこともあるという。

「タイの女性が大好きだ」というオーストラリアから来たある男性は「彼女たちが単にお金のために優しくしてくれるのは分かっている。だが、自国では女性に何度も傷つけられた」と話す。タイでも売春は違法行為とされるが、数十年にわたり半ば黙認されてきた。

タイ初の女性観光大臣に就任したワッタナワラーングーン氏は、国のイメージ刷新とパタヤの男性向けバーの閉鎖を宣言しており、すでに国内各地の歓楽街が閉鎖されつつある。性産業以外の観光産業を振興させる計画だが、その一方で、女性たちが生活の糧を失うことになり、パタヤの今後は不透明だ。(翻訳・編集/岡田)