逮捕された米ディズニーワールドの従業員(出典:http://www.orlandosentinel.com)

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子供たちと非常に近いところにいる人物が性的虐待行為を働き、児童ポルノ取引に夢中であるなど決して許されることではない。米フロリダ州でこのほど、ディズニーワールドの従業員が児童ポルノ禁止法違反につき逮捕・起訴された。

フロリダ州のメディア『orlandosentinel.com』がレイク郡保安官事務所の発表に基づき伝えたところによれば、逮捕者が出たのはオーランドの南西に位置する「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」。ステージテクニシャンとして働いていた男の従業員が、自宅の寝室に乳幼児を連れ込んでは児童ポルノ映像の作成に関わっていた。

逮捕されたのはリチャード・アルトン・モーガン(57)で、現在は郡の拘置所に身柄を拘束されている。サイバー犯罪捜査班が事件をつきとめ、13日早朝の家宅捜査によりモーガンが保存していた児童ポルノのデータ120件を発見。映像の背景とモーガンの寝室が同一であることもわかり緊急逮捕となった。モーガンはそうした行為を何年も続けていたと認めたという。

子供たちが被害にあった当時の年齢は生後10か月から15か月までで、最年長者は6歳。うちカリフォルニアに暮らしている少女の身元が判明し、当局はその母親を未成年者に対する性的虐待および性的搾取の容疑で逮捕した。モーガンはその母親とはオンラインを通じて取引しており、モーガンには現在56件の性的虐待行為が判明したが、その数は今後も増える可能性があるという。また金銭目的で乳幼児をこうした男に差し出す親が存在することは深刻な問題であり、検察のメスがそちらに及ぶのは時間の問題とみられている。

ネットにおける児童ポルノ・ビジネスの年間売上が30億ドルを下らないうえ、乳児が性的搾取の被害に遭うケースが後を絶たないアメリカ。フロリダ州では31歳の母親が生後1か月のわが子に対するわいせつな行為を撮影して逮捕されたほか、カリフォルニア州では小児科看護師の資格を持ち里親制度にも登録していた52歳の男が預かった乳児2名に性的虐待行為を働き、その様子を児童ポルノサイトに動画で配信して逮捕された。

なお、このたび検挙された男はテーマパーク勤務と日常的に子供たちと近い距離にあったことも世間を震撼させた。カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡のある市では、元教育委員長が65歳にして児童ポルノ禁止法違反につき逮捕されたことがある。

出典:http://www.orlandosentinel.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)