18日、江陵(韓国)で行われたフィギアスケートの四大陸選手権で初出場の三原舞依(17)が初優勝を遂げた。

 前日のSP4位からこの日のフリーで自己ベストを大幅に超える会心の演技を披露、合計でも200点を超える大逆転の金メダルだ。初出場での優勝は、2008年の浅田真央以来となり、200点を超えたのも、他には宮原知子、浅田真央、安藤美姫しかいない。来年の平昌オリンピックに向けて、まさに日本女子フィギア界に新星が現れたとも言える。

 三原は開始直後のルッツ、トゥループの連続3回転ジャンプをこなすと「シンデレラ」の曲にも乗って来た。中盤での3連続ジャンプもしっかり決めて、リズムカルに合計7つのジャンプを全て成功させる。ステップでも余裕の笑顔を振りまきながら、ノーミスで滑り切った。演技が終わると、ガッツポーズが何度も飛び出し喜びに溢れながら観客に応えていた。

 かつて三原は2015年12月から発症した全身の関節が痛む難病である若年性特発性関節炎に苦しんでいた。自力で歩けない時期もあり、とてもフィギアスケートどころではなかったのである。それが今季は全日本選手権で3位に入っての今大会出場だ。4位でも上出来と思っていたこともあって、サプライズの優勝となった。