金正男氏殺害事件で、マレーシア警察が行方を追う北朝鮮籍のリ・ジヒョン容疑者(33)のコンボ写真、マレーシア警察公開(2017年2月19日公開)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(写真追加)マレーシア警察は19日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム、Kim Jong-Nam)氏が殺害された事件で、事件当日にマレーシアを出国した北朝鮮国籍の男4人の行方を追っていると発表した。

 マレーシア警察幹部のヌール・ラシド・イブラヒム(Noor Rashid Ibrahim)氏は記者会見で、4人について33〜57歳だと説明した。この他にも、事件に関連して北朝鮮国籍の3人の行方を追っているという。

 一方、韓国政府は同日、マレーシア当局のこれまでの捜査から、正男氏殺害に北朝鮮政府が関与しているとの見解を明らかにした。韓国統一省の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ、Jeong Joon-Hee)報道官は記者会見で「5人の容疑者が北朝鮮国籍であることなどから、われわれは事件の背後に北朝鮮政府の存在があるとみている」と述べた。

 正男氏殺害をめぐっては、これまでにクアラルンプール(Kuala Lumpur)に住むIT技術者で北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル(Ri Jong Chol)容疑者(46)と、ベトナムの旅券を所持していた女、インドネシア人の女、マレーシア人の男の計4人が逮捕されている。
【翻訳編集】AFPBB News