男性同性愛者ら献血容認の動き  「5年以内に同性間の性交渉なし」で/台湾

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(台北 19日 中央社)衛生福利部(衛生省)疾病管制署が、過去に同性と性交渉の経験がある男性による献血の一部解禁を検討していることが分かった。「5年以内に同性との性交渉がない」ことが条件とされる。具体的な解禁時期などについては今後部内で協議される見込み。

衛生福利部が定める献血関連の規則では、同性と性交渉の経験がある男性は、「永遠に献血ができない」とされている。昨年には、インターネット上でこの規定が「差別だ」などとする声が上がり、署名運動が行われるなどしていた。

疾病管制署の羅一鈞・副署長によると、最近開かれた会議で専門家から2012年以降男性同性愛者らによる献血が一部解禁されたオーストラリア、カナダ、英国などで、エイズ感染のリスクは高まっていないとの報告があったいう。5年の期間については、医学と国民の感情を考慮した際の折衷点だとしている。

(張茗喧/編集:齊藤啓介)