ストイックな苦労人。
 - 写真:高野広美

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 大ヒットした『アナと雪の女王』のアナ役で老若男女に愛された神田沙也加が、映画『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』(略称、『劇場版SAO』)でバーチャルアイドルを演じ、「『アナ雪』がなかったらこの役もなかったです」と大ヒット作の影響を語った。

 神田が社会現象と言われた『アナ雪』のヒットを実感したのは、「急にお休みが1日もなくなった」とき。最初は「どこにいっちゃうんだろうと怖かった」というが、その分、声の仕事のオファーが激増した。もともとアニメやゲームが好きで、声優の養成所に通った経験もある神田は、「声に着目してもらえたのは本当に『アナ雪』のおかげだったと思います。興味のあったナレーションのお仕事もできました」と大喜びだ。

 「わたしの場合、やってきたことが全部布石になっています。何年後かに絶対、人生の伏線回収みたいなことがあるんです。ミュージカルが『アナ雪』につながり、それが『劇場版SAO』での歌姫役にもつながりました」と言い、「これからは、自分をすり減らして疲弊することがないよう、余裕をもって自分に合った部分を強化したいです」と抱負を語った。「特に声優のお仕事は広げていきたいので、場数を踏んだと過信せず、いつまでも声優志望のつもりでストイックにいようと思います」と志を新たにした。

 神田が歌姫を演じた『劇場版SAO』は、ハリウッド実写化も進む全世界累計1,900万部の大ヒット小説の映画化。「冒険も夢の要素もある物語ですし、劇中のゲームは実際にあったら絶対やりたい! と思えるほど面白そう。わたしが演じたキャラクター“ユナ”もとてもかわいいんですよ」とアニメ&ゲームファンの視点からもアピールする神田。確かな実力に裏打ちされた多彩な活動に、今後も注目したい。(取材・文:早川あゆみ)

映画『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』は全国公開中