30代でも脳梗塞になる?

脳梗塞といえば、年齢を重ねた人や、不摂生を繰り返した人がなる病気と思われがちです。しかし、若い人でも脳梗塞になる可能性はあります。

エッセイ漫画化

自分自身が脳梗塞になった体験をエッセイ漫画に記したのが、あやめゴン太による「33歳漫画家志望が脳梗塞になった話」です。インターネットの漫画サイト「ふんわりジャンプ」に連載されました。集英社が運営するこのサイトは、努力・友情・勝利の『少年ジャンプ』のイメージとはひと味違うほのぼのとした漫画が掲載されています。あやめゴン太のタッチも、ほのぼのとしたもので、深刻な病気と見られがちな脳梗塞とは相容れないように見えます。しかし、病気の発症からその後のリハビリまでをていねいに描いているので、読ませます。
『どうせ死ぬなら描いて死ぬ。(メディアファクトリーのコミックエッセイ)』がKADOKAWAから1月に発売されています。

なぜ脳梗塞になった?

漫画家志望の著者は、昼間は会社で働き、夜は漫画を描く生活を行っていました。酒、特にビールと肉が好き、部屋は散らかり放題、昼間の仕事は激務と、健康的な暮らしとはほど遠いですが、こうした暮らしをしている人は多いのではないでしょうか。ある日、腕に力が入らなくなり、筋肉痛かと思っていたら、どんどん症状が悪化してゆきます。いざ病院へ行ったら、脳梗塞と診断を受け即刻入院を求められます。著者に起こったのは、毛細血管の一部が脳梗塞を起こす軽微なものでしたが、脳梗塞であることには変わりません。30代でも脳梗塞になる可能性はあるため、普段の健康には留意したいと考えさせられる作品でしょう。