2016年の中国におけるスマートフォン出荷台数は、前年から11.4%増の4億7,650万台と、過去最高の数字を達成したと、調査会社Canalysが報告しています。
 
また2016年第4四半期(10月-12月期)の出荷台数は1億3,160万台で、四半期での過去最高記録となり、世界のスマホの総出荷台数の約3分の1を占めた模様です。

Apple、中国市場でシェア5位に転落か

しかし中国スマホ市場が活気づくなか、Appleは苦戦を強いられています。
 
調査会社IDCの調べでは、2016年通年でのAppleのiPhone出荷台数は4,490万台で、Oppo、Huawei、Vivoに次ぐ4位でした。しかしCanalysは、iPhone出荷台数は前年比18.2%減の4,380万台で、2015年の3位から5位に転落したと推測しています。
 
Canalys によれば、1位はHuaweiで7,620万台、2位はOppoで7,320万台、3位はVivoで6,320万台、4位はXiaomiで5,140万台です。

中国市場はHuawei、Oppo、Vivoの3強時代に

同社のアナリストであるジェシー・ディン氏は中国スマホ市場の現状について、Apple、Samsung、Xiaomiが戦略立て直しを図るなか、Huaweiが大都市での地位確立を進めているといいます。Huaweiが同時にOppoやVivoが強い地方都市への攻勢も強めているのに対し、OppoとVivoは大都市でのブランド構築に力を入れ始めたようです。
 
ディン氏は、2017年はHuawei、Oppo、Vivoの競争がさらに激化して三つ巴状態となり、1社が突出して20%以上の市場シェアを握ることが難しくなると予測しています。

2017年も厳しいがiPhone8への期待は大

Appleについては、中国と香港での形勢は依然厳しく、iPhoneの世界全体での出荷台数が2015年から7%減少したのもこの2つの市場での落ち込みが影響している、と分析。
 
2017年もiPhone6/6 Plus発売後の2015年のような盛り上がりは見込めないものの、中国の消費者がiPhone発売10周年記念モデルであるiPhone8に高い期待をかけているのは間違いない、とディン氏は述べています。
 
 
Source:Canalys
(lunatic)