浦和のDF遠藤航が判断ミスを反省、決勝点献上で「ゲームを壊した」

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 立て続けにゴールを奪った浦和レッズが試合の流れを引き寄せたかに見えた。しかし、思わぬミスから決勝点を奪われる。

 18日、浦和は「FUJI XEROX SUPER CUP 2017」で鹿島アントラーズと対戦。2−2で迎えた83分、DF山本脩斗のロングボールに反応したのはDF遠藤航だった。

「相手がそんなに来ていないのが分かったので、(西川)周作くんが出てくれるかな、という思いがあった」。背後にはFW鈴木優磨が迫っていたが、遠藤は両手でブロックしながらバックパスを選択。その一方で、西川は「下がりながらポジションを取っていたので、1度前に出たけれどまた下がった。うまく準備ができていなかった」と2人の間に連係ミスが生まれてしまう。結果として、パスが短くなったところを鈴木にカットされ、追加点を与えてしまった。

 遠藤は「(2点差を)追いついてもらったのに自分がゲームを壊してしまったので、本当に申し訳ないです」と悔しさを滲ませ、「シンプルにサイドに蹴ったり、自分がサイドまで運んでクリアしたり。そういう判断でも良かったかもしれない」と反省点を口にする。西川もまた「最後は中途半端になって、やられてしまった。僕が主導権を握って、もっとアクションを起こしてあげられれば、航もいい選択ができたと思う」と責任を負った。

 勝敗を分ける痛恨のミス。それでも下を向いている時間はない。浦和は21日にウェスタン・シドニーとのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)初戦を迎える。まずはグループリーグ突破に向けて、初戦を勝利で飾りたいところだ。西川は「失敗から学び、成功をもたらすことが大事。同じことを繰り返さないようにしていきたい。今日の試合でいいところも、悪いところも出たと思う。それをACLに生かしていきたい」と静かに闘志を燃やす。遠藤は、自身に言い聞かせるように「まずは自分が切り替えることが一番大事」と語り、次の試合へと視線を移した。