スマホの中身はいまの自分。NY在住ミュージカル女優の場合

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スマートフォン。もう、それなくしては生きられないほど必須のガジェット。

その中身には、持ち主のリアルな生活がつまっています。

今回は、ニューヨークでミュージカル女優として活躍する女性のスマホの中身をのぞいてみました。

NY在住ミュージカル女優のスマホの中身

渡辺朋(わたなべ・とも)さん
職業: ミュージカル女優/ボイスインストラクター
ニューヨーク在住歴:4年

日本の高校を卒業後、渡米。

3年前にニューヨークのミュージカルスクールを卒業し、現在は主にオフブロードウェイ作品の数々の舞台に立っている朋さん。

本場ブロードウェイを目指すかたわら、ボイスインストラクターとしても活躍する彼女のスマホの中身は...。

――いちばん使うアプリは?

Googleマップ。オーディションで毎日違う場所に行くので、友だちのような存在です。これさえあれば、どこにでもひとりで行けます。

――暇つぶしのアプリはなにか入れてる?

いまだに「Pokémon GO」を電波があるときはやっています(笑)。一度やめて、また最近始めました。

それから「バックステージ」でオーディション情報をひたすらチェックしています。

――ホームスクリーンはどんな画像にしている?

愛犬のもー(桃太郎)くん。携帯を見るたび癒しになります。シェルターから預かってきた子で、3歳のチベタン・テリアのミックスです。おとなしくて、とてもいい子です。

ロック画面は、大好きな「トパーズ」というタイ・レストランでいちばん好きなメニューのシーフードのヌードルスープ。どピンクの色がすごくて、辛いフォーみたいな感じです。

――朝イチでチェックするアプリは?

「天気」です。なるべく厚着をしたくないので、どのくらい寒いかチェックします。いつも割と薄着です。

――寝る前にベッドでチェックするアプリはある?

ニュースアプリの「グノシー」。いまなら、ドナルド・トランプがどんな動きをしているのかを日々チェックしています。カラフルで見やすく、好きなトピックが選べます。

――音楽を聴くアプリとよく聴いている曲を教えて。

YouTube。アルバムがドンとまとめて入っていることもあります。

最近聞いているのは、友だちが教えてくれたアメリカのバンド「Lake Street Dive」。ベース、ドラム、ギターなど4人編成のバンドで、クラシックな香りが漂います。

メンバーはニューイングランド音楽院出身で、とにかく女性シンガーが上手で好きです。ジャクソン5の『I want to you back』のカバーを聞いたのが好きになったきっかけでした。

――天気や時計で登録している都市は?

ニューヨーク、出身地の松戸、仲良しの友だちがいるバンコクです。

――お気に入りのアプリを教えて。

「Peepkey」。地図にピンがつけられるアプリで、私はレストランとバーのお気に入りのメニューを記録しています。

食べることが大好きで、外食はいろんなところに行きますが、お店選びは「Yelp」を参考にしています。星4つ以上だったら行くかな。すごく美味しかったときに「皆にも行って欲しいな」と自分で1、2度投稿したこともあります。

最近ではBBQなど南部料理のレストラン「Bobwhite Counter」のフライドチキンサンドがすごく美味しかったです。

――お気に入りのInstagramのアカウントを教えて。

「@puppystagrams」。これ見て、かわいい! と笑っています。

@tomowatanabeがシェアした投稿 -

自分のアカウントは「@tomowatanabe」です。これは、クリスマスイブ役を演じた『アベニューQ』のときのものです。

@tomowatanabeがシェアした投稿 -

公演の情報とか、外出先での写真などFacebookより投稿しています。

『ミス・サイゴン』での共演者をおんぶしている写真はお気に入りです。主に友だちをフォローしています。

それから、好きな服のブランド「EVERLANE」や、イモトアヤコさんなど日本の芸人さんもフォローしています。

――スケジュール管理はどうやって?

ほぼスマホのカレンダーに入れます。普段は持ち歩かないですけど、「Flying Tiger Copenhagen(フライング タイガー コペンハーゲン)」のウィークリースケジュール表も使っています。

最近はオーディションのスケジュールでてんてこ舞いになるので、家でこれに手書きをすることで頭を整理しています。書きながら疑問に感じたところは必ず確認。

リマインド機能としてはスマホを使います。手帳は荷物になるから、高校時代以来使わなくなりました。

――Facebookはどんな頻度でチェック?

じつはあんまり好きじゃなくて、そんなにチェックしていません(笑)。大きい声では言えないですけど、3日に一度くらい。お知らせマークが20個とか、すごい数になったら見ます。

Facebookより写真メインのInstagramのほうが好き。Facebookは毎日すごい情報量で、それが永遠に続く...、と考えるだけで疲れてしまいます。

自分の公演があるときは、一度くらいは投稿します。現代のスピードについて行ってない感があってダメですよね(笑)。

――最近いちばんウケたメッセージは?

「お願いします」というメッセージについていたミーアキャットの絵文字。すごくぴったりで「私も使いたい!」と笑ってしまいました。

――最近「Uber」でどこ行った?

レストラン「Bobwhite Counter」へ行くのにUberのPOOL(乗り合い)を使いました。4ドルくらいだったかな。

マンハッタンは東西の移動が大変で、乗り継ぎに果てしなく時間がかかることもあるんです。カーサービスなら半分の時間で済むので、とりあえず値段を確認してみて安かったら使います。

「Lyft」のLineは乗り合いですが、手前で降ろされることなく、指定場所まで連れて行ってくれるので天気が悪いときなどに便利です。

じつはおじいちゃん、おばあちゃん、そしてご両親も小学校の先生だという朋さん。「その血を受け継いでいるのかな?」という彼女は自然と教育に興味を持ったと言います。

ビッグスマイルと完璧な英語で、歌の先生としてもアメリカの生徒たちに愛される素質十分な彼女でした。

お気に入りはアップタウンのアートなカフェ

グッゲンハイム美術館、メトロポリタン美術館など世界有数のアートの殿堂が立ち並ぶ、ニューヨークのミュージアムマイル。

朋さんがボーカルインストラクターを務める音楽教室から徒歩圏内、また生徒宅で行う出張のホームレッスンでも度々訪れるエリアだそう。

そのミュージアムマイルにあり、セントラルパーク、ジャクリーン・ケネディ貯水池の目の前に位置するのが、今回取材で訪れたイタリアンカフェ「TARALLUCCI E VINO」。

クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館内にあり、パニーニやスープ、サラダなどの軽食とイタリアンコーヒーが楽しめます。

アメリカの鉄鋼王、アンドリュー・カーネギーの豪邸を改築した広い庭は開放感があって、ちょっと息抜きするのにぴったり。

カフェや、アートなアイテムが揃うミュージアムショップには入場料無しで気軽に入れます。

SNSとはマイペースに付き合い、その分、好きなものに研究熱心な様子の朋さんのスマホ。

真冬とはいえ完璧に晴れた空の下、笑顔の写真と美味しそうな情報が詰まった彼女のスマホの中身を見ていたら、ハッピーな気分でいっぱいになりました。

たくさんの個性がぶつかるショービジネスの世界にいながら、良い意味での「ユルさ」を感じさせる朋さん。まわりに左右されないことが難しいこの街で、大らかに強くニューヨークを生きています。

2017年2月26日より4月23日まで、ザ・プレイヤーズ・シアターにて「The Little Mermaid」に出演予定。

[The Players Theatre, TOMO WATANABE, YouTube/Tomo Watanabe]

撮影・取材/神田朝子

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