17日、鳳凰科技は、贈賄や横領の疑いで逮捕された韓国サムスン電子副会長の李在鎔容疑者について「事業だけでなくスキャンダルも父親譲り」との記事を掲載した。

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2017年2月17日、鳳凰科技は、贈賄や横領の疑いで逮捕された韓国サムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)容疑者について「事業だけでなくスキャンダルも父親譲り」との記事を掲載した。

父親の李健熙(イ・ゴンヒ)会長の長男として、李容疑者はひたすら事業を継ぐことに心血を注いできた。1991年にサムスンに入社。副会長まで一気に上り詰め、昨年10月には理事に就任した。新たな成長分野としてソフトウエア、バイオ技術事業にも参入した。父から受け継いだ遺産を守ると同時に、グループの近代化にも尽力。ここ3年で多国籍企業十数社を買収し、企業の成長戦略を推進した。

しかし、李容疑者はスマートフォン「ギャラクシーノート7」の発火・生産中止問題で大きな打撃を受けた。米ヘッジファンド運用会社のエリオット・マネジメントには、会社分割や巨額の特別配当の支払いを要求された。さらに、サムスングループ内の企業合併に政府が協力する見返りに、朴槿恵(パク・クネ)大統領の支援者、チェ・スンシル被告らに資金提供した疑いがかけられている。父親から安定的に権力を受け継ぐためだった。

一連のスキャンダルは父親譲りといえる。李会長もまた、かつて贈賄や脱税罪で摘発された。李容疑者の今後は見通せない。李容疑者が実刑判決を受ければ、サムスンは別の「後継者」を探さざるを得なくなるだろう。グループ内での影響力低下も避けられない見通しだ。(翻訳・編集/大宮)