結婚相手に求める条件を100個書き出した結果、理想通りの男性と結婚した知人がいます。彼女いわく「できるだけ詳しくかつ細かく書き出すほうが、自分が本当に必要なものを知ることができる。そして、本当は不要なものがクリアになる」とのこと。
100個もある? と驚いたものですが、彼女はさまざまな分野で鍛錬し続け、今もなお夫となった相手の心を魅了しています。
彼にいつまでも「魅力的な女性」として見てもらうための、彼女の血のにじむような努力は平凡な人間にはとても真似できない。ただ、条件を思うがままに書き出してみるのは面白いから、1回やってみよう。友人と私(ふたりともバツイチ)で「パートナーに求める条件」を各々書き出してみたのは昨秋のこと。

「パートナーに求める条件」をできるだけ細かく書き出してみた

100個書くのは無理だな、とつぶやきながら、当時なんとか以下の28個の条件(書き出した順)を書き出しました。「細かい」「贅沢すぎ」「そんな人いません」などのツッコミはしないでください。

1、体を鍛えている
2、他人に関心がある
3、女の人を大切にする
4、おおらかである
5、細かくない(神経質でない)
6、私よりはるかに大人である
7、本を読むのが好き
8、視野が広い(否定しない)
9、素直な性格
10、トイレは座ってする
11、「食」を大事にしている
12、酒飲みではない
13、旅行先で別行動できる
14、新しい方法に好意的
15、別居婚OK
16、仕事に誇りを持っている
17、性欲を自覚している
18、歯の色及び歯並びがきれい
19、気前がいい
20、タバコを吸わない
21、東京都内在住
22、親との距離が近すぎない
23、病弱ではない(体が丈夫、体力がある)
24、身長は177cm以上
25、肌がきれい
26、品がある
27、言葉を持っている(語彙が豊富)
28、おしゃれである

28個の条件を見直すと、過去の経験から影響を受けたものが多い一方、過去に満たされなかったもの、欲していたものも少なくありません。友人と「自分のことは棚に上げて、好き勝手な希望を出してるけど(笑)」とリストを見せ合い、苦笑して終わりました。

2か月後、再び書いた「新・パートナーに求める条件」

それからおよそ2か月。年明けからしばらくして、最新版を作ろうと思い立ちました。2か月の間に出会いや再会、別れなど、いろいろな出来事があって、頭と心を整理したくなったからです。そのときに書き出したのは、以下の10個の条件(書き出した順)でした。

1、顔がいい(自分にとって好もしい顔)
2、体がいい(自分にとって好もしい体)
3、頭がいい
4、各種の欲が強い
5、人に関心を持つ
6、体が丈夫である
7、自立していて自由である
8、よく喋る
9、よく笑う
10、酒は適量(飲まなくてもいい)

ずいぶんシンプルになりました。冒頭の知人が話していた通り、本当に必要なこととそうでないことが明確になったのかもしれません。このリストを見ながら、いろいろと考えました。
まず、1回目のリストにはあったのに、2回目では「しれっと消えている条件」とはなんだったのか。それは、もちろん満たしていれば嬉しいけれど、上記の1〜10さえクリアしていれば、満たしていなくても気にならない条件、かつ一部は1〜10のいずれかに合体できる条件なのだと解釈。
次に、2回目の1〜10とは一体なんなのか。これは、半分は私自身も該当しているけれど、半分は該当していない項目。今の自分がこうなりたいと憧れる人物像、といえるかもしれません。現状、自分に足りていないもの、自分とは違う要素を持っている相手を理想としている、ということなのでしょう。

「自分との違い」を楽しめるようになった

実際、最近妙に気になって仕方がない相手は、共通点はいくつかあるものの、違う部分の方が多い人。「自分とそんなに合うタイプではない」という確信もあるし、昔だったら「別世界の人だから」と最初から意識しなかったと思います。でも、今は自分にはないもの、自分とは違う要素を持ついわゆる「異種の人」に、心が占拠されているわけです。互いの異なる部分(個性)が、面白い影響を及ぼし合うのではないか、この人と化学反応を起こしてみたい、という願望があります。
条件を2回書き出し、10個に絞り込んだことで、10個以外の項目を「違い」として、興味の対象として見ることができるようになった――そんな気もしています。それはつまり「対象」がより広がった、ということでもあり、結果的によしとしておこうと思います。