まさにフューチャーハウス界のドン!ドン・ディアブロ Facebookより

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今、数あるEDMのサブジャンルの中で勢いに乗っているのがエレクトロハウスとディープハウスの中間とも言われるフューチャーハウスである。フューチャーハウスという単語は、フランス出身のDJ、チャミ(Tchami)がサウンドクラウド上で自身の楽曲に”Future House”と冗談でタグ付けしたところ、EDMのサブジャンルの位置を獲得したと言われている。フューチャーハウスを得意とするアーティストは前述のチャミのほか、去年のフジ・ロック・フェスティバルに登場したオリバー・ヘルデンスなどがいるが、その中でも今最も注目を集めているのが、オランダ出身のDJ兼音楽プロデューサーのドン・ディアブロである。毎年DJ Magが発表する「Top 100 DJs」において、2014年の82位から、2015年は30位、最新の2016年版では15位にランクインしており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いである。そこで、今回はドン・ディアブロのオススメ曲5選を紹介する。

■ドン・ディアブロ&スティーヴ・アオキ×ラッシュ&サイモン「What We Started ft. BullySongs」
昨年夏に発表されたこの曲は、日系アメリカ人DJのスティーヴ・アオキとイタリア人DJデュオのラッシュ&サイモンとの共作である。昨年夏といえばカイゴ(Kygo)やトーマス・ジャックなどのトロピカルハウスが大流行していたが、今作はその流れに乗ってか、トロピカルハウスの要素も混じったエモーショナルでキャッチーな楽曲となっている。

■ドン・ディアブロ&Khrebto「Got The Love」
こちらはロシア人プロデューサーのKhrebtoを迎え、2015年11月に発表された楽曲。フューチャーハウスの真髄とも言える、エレクトロハウスのキャッチーさとディープハウスのメロディックでセンチメンタルな感じが見事に融合し不思議な感覚を味わえる一曲となっている。

■ドン・ディアブロ「Cutting Shapes」
昨年10月に発表されたばかりのこちらの楽曲は、ピアノの音から始まり、メロディックな曲かと思いきや、急にテンポの良いヴァイヴスがきて自然と体が動いてしまう一曲。タイトルのカッティング・シェイプスとは、ディープハウスファンの間で世界的に流行しているシャッフルダンスの一種のことを指すそう。

■ティエスト&ドン・ディアブロ「Chemicals ft. Thomas Troelsen」
DJ界の大御所でもあり、ディアブロと同じオランダ出身のプロデューサー、ティエスト(Tiësto)との共作。ディアブロらしいメローでエモーショナルなイントロから一転、サビではティエストらしいプログレッシッブなビートがクセになる一曲。

■ドン・ディアブロ「Universe ft. Emeni」
ギャランティスのヒット曲「Runaway (U&I)」にもフィーチャーされたEmeniをヴォーカルに迎えたこの曲は、Emeniのアカペラから入り、ディープハウスのようなメロディアスな部分がある一方、エレクトロハウスのようなバウンシーな部分もあり、曲自体の強弱がはっきりとしたまさにフューチャーハウスらしい一曲となっている。

アジアやアメリカなどでのソロツアーはチケットが即完売するなど、その人気ぶりがうかがえるドン・ディアブロ。日本では今年1月の始めに行われたエレクトロックス2017に出演しメインステージを大いに沸かせたあと、そのままSankeys TYOで行われたアフターパーティーにも出演し、日本を熱狂の渦に巻き込んだ。まだまだ快進撃が止まりそうにないドン・ディアブロに今後も注目である。