左からクォン・スンテ、レオ・シルバ、ペドロ・ジュニオール

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[FUJI XEROX SUPER CUP 2017]鹿島 3-2 浦和/2017年2月18日/日産スタジアム
 
 ゼロックス・スーパーカップでお披露目となった鹿島の新助っ人たち。MFレアンドロはベンチを温めたが、GKクォン・スンテ、MFレオ・シルバ、FWペドロ・ジュニオールは先発でピッチに立った。それでは、3-2で浦和を下した試合で、助っ人3選手の貢献度はどうだったのか?

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 結論から言えば、3選手の評価はハッキリと3段階に分かれた。
 
 まず、誰の目にも「合格点」と映ったのがL・シルバだろう。新潟から新加入したブラジル人ボランチは、相棒の小笠原満男と巧みにバランスを取りながら、中盤の守備で圧倒的な存在感を示した。また、ボールを奪えば抜群のキープ力でタメを作り、機を見たオーバーラップで攻撃に厚みを加えてもいる。その輝きは浦和戦のメンバーのなかで最上クラス。今後も不動の主軸として君臨することを予感させた。
 
 一方で、「追試の必要あり」と言えるのが、P・ジュニオールだ。果敢に裏のスペースを狙ってボールを引き出そうとしていたが、周囲とのコンビネーションがかみ合わなかった。また、エリア内でパスを受けた場面でも、シュートを打ち切れずに不発。守備では献身的なチェイシングを見せていたが、攻撃では持ち味を十分に発揮できていなかった。圧倒的なスピードと得点力を活かすためには、まだ時間がかかりそうだ。FW鈴木優磨が好調なだけに、うかうかしているとポジションを奪われかねないだろう。
 
 そして「及第点」だったのが、GKのクォン・スンテ。前半は枠内シュートがなく、後半にPKを決められ、こぼれ球に詰められて2点を失った。いずれのシーンもGKとしての過失はなく、90分間を通したパフォーマンスは安定していたと言える。ただし、彼に求められているのは、長く鹿島のゴールマウスを守り続けてきた曽ヶ端準以上の存在感。この試合だけで判断するのは早計で、今後のプレーを注意深く見守っていく必要があるだろう。

文:サッカーダイジェストWEB編集部