▽18日に日産スタジアムで行われたFUJI XEROX SUPER CUP 2017、鹿島アントラーズvs浦和レッズは 3-2で鹿島が勝利した。

▽試合後の記者会見に浦和のミハイロ・ペトロヴィッチ監督が出席。敗戦を悔やみながらも、一定の評価を下した。

◆ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(浦和レッズ)

「長い中断があった後、ようやく公式戦が始まった。お互いにコレクティブな良いゲームをしたと思う。前半の立ち上がりは、うちの3バックが思っていたような形にならなかった。ただ、1-0と相手のFKで先制されるまでは、そういった中でもなんとか0-0の状況で選手たちは試合を進めてくれた。先制された後、少し選手たちは攻めなくてはいけないという意識が働いたのか、前がかりになった結果、バランスを失い、カウンターから2失点目を喫してしまった」

「2-0でリードされている非常に難しい厳しい展開だったが、後半選手たちは試合を盛り返してくれた。興梠(慎三)は相手の脅威になってくれた。途中からは阿部(勇樹)を3バックの左に下げて、(長澤)和輝を入れて、宇賀神(友弥)を左ワイドに、関根(貴大)を右ワイドに置いた。その形で良い攻撃の形を作れ、2-2に追いつく展開まで持ち込めた。その後も展開の流れでは、我々が3点目に近づくような状況だったが、残念ながらあのような形で3点目を失点してしまった。あののような失点はあってはならないし、あのような失点をしてしまうと、追いつくのはなかなか難しくなる」

──今日の試合でのポジティブな面は

「2-0というリードされた展開から、鹿島という非常に強い相手、カウンターを得意とするチームを相手に、我々は同点に追いつき、逆転まで行けそうな流れだったことはポジティブな面だと言える」

──柏木陽介が欠場した理由、また不在の影響は

「柏木については、今シーズンに入って非常に素晴らしいキャンプ、トレーニングを積み重ねてきたが、残念ながら昨日のトレーニングの最後のところで少し足を痛めてしまった。診断検査の結果などはまだ出ていないので状態はわからないが、そういった状況で起用できなかった」

「これまでも柏木がいない中でもチームが非常に良い試合をし、結果が出ていたこともたくさんあった。不在の影響は私としては感じていない」

──後半途中出場した長澤和輝について

「長澤だけでなく、今年入った選手に関しても、それぞれの選手がチームの中で我々の戦術を学び、我々のサッカーができている。我々の選手を上回る選手を連れてくるにはそれなりの資金が必要となる。ただ、我々はクラブの全体的な世代も考慮に入れながら、今シーズンは比較的若い選手を連れてきた。24歳前後の選手となっている。若い選手が我々のチームの中で、1つ2つと前進することによってチームとしても前進していく。どの選手に関しても我慢が必要だ。我慢と時間をかけながら、1つ1つ成長していく」

「昨シーズンはリーグ戦で74ポイントを獲得したわけだが、そのチームを上回る選手、チームはなかなか居ない。そういった中で、昨シーズンを戦ってきた中心選手を上回る選手はなかなか居ないと思っているし、新しく獲得した選手も時間をかけて成長していく」

「昨シーズン中心となってきた選手たちが、今シーズンも中心になる。昨シーズンと同じようなプレー、それを上回るプレーを見せることで、新しく入ってきた選手もそこから学び、成長できる」

「先日キックオフカンファレンスがありましたが、第2部で興味深い質問をされた。『浦和は今年各チームのレギュラークラスの選手を獲得して、それが良い補強になっているのではないか』と聞かれた。J2のジェフユナイテッド千葉やファジアーノ岡山、J2に落ちたアビスパ福岡、湘南ベルマーレのレギュラークラスの選手を獲得した。それは浦和レッズが今シーズン全てのタイトルを目指して戦っているチームということだ。私は冗談を言っているのかと思った」

「我々のチームに入ってきた選手は、ユースから上がってきた関根や仙台から来た武藤(雄樹)、清水から来た高木(俊幸)、京都から来た駒井(善成)と同じように時間をかけて必ず成長していってくれると思う」