リハーサルの模様=前澤秀登撮影、文化部提供

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(台北 18日 中央社)劇作家で演出家の平田オリザさんが主宰する劇団「青年団」と台北を拠点とする「盗火劇団」が共同製作した舞台「台北ノート」が15日、横浜市の横浜美術館で世界初上演された。台北駐日経済文化代表処の朱文清・台湾文化センター長は、今回の日台合作は劇団同士の交流のみにとどまらず、脚本のリメークを通じて日台双方の文化の違いを作品中に織り込み、交流をより深化させることができたと作品の意義の高さを示した。

同作はこれまで15カ国語に翻訳され世界各地で上演されてきた平田さんの代表作「東京ノート」を翻案したもの。台湾の団体と海外の文化・芸術団体の合作を後押しする文化部からの補助を得て製作された。公演は横浜市内で11日から19日まで開催されている「国際舞台芸術ミーティング in 横浜」(TPAM)のプログラムとして、15、16日に計3回行われた。

文化部によると、チケットは発売直後に完売。盗火劇団によれば、客席は満席で、会場の外にはチケットを入手できなかった人の姿も多くあったという。謝長廷駐日代表や国際交流基金の柄博子理事らも観劇に訪れた。

台湾での上演は今年9月を予定。

(編集:名切千絵)