15日、全ロシア国営テレビ・ラジオのチャンネル「ロシア1」は、中国の海上交通安全法改訂について取り上げた。領海内を航行する外国の潜水艦には浮上航行を義務付けるとの項目が注目を集めている。写真は中国海軍。

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2017年2月15日、全ロシア国営テレビ・ラジオのチャンネル「ロシア1」は、中国の海上交通安全法改訂について取り上げた。

現在、改定案で注目されるのは外国の潜水艦に関する規定だ。中国領海を航行する際には必ず海面へ浮上航行し、また中国当局へ航行ルートの申請も必要だという。専門家は昨年の南シナ海における米軍潜水ドローン拿捕(だほ)事件を念頭に置いた改訂だと指摘している。

改定案では外国籍船舶が法律、規定に違反した場合には当局が違法行為禁止を命令し、領海から排除できると定めている。南シナ海や尖閣諸島近海では中国が領海を主張しているが他国が認めていない海域が多く、海上交通安全法改定案は新たな火種となりかねない。とりわけ南シナ海は大規模な軍事衝突が起きかねないとの懸念が高まっている。(翻訳・編集/増田聡太郎)