同性カップルを結婚に相当する関係と認める「同性パートナーシップ制度」が東京都渋谷区、世田谷区をはじめ、三重県伊賀市、兵庫県宝塚市、沖縄県那覇市まで広がるなど、性別にこだわらない結婚・恋愛意識が広がっていく動きがみられます。

市場調査を行っている「リサーチ・アンド・ディベロプメント(R&D)」が2016年10月に18〜79歳の首都圏の一般生活者を対象に実施した調査によると、同性同士の結婚や恋愛対象となる性別に対して、18〜29歳の7割が肯定的な意見を持っていることがわかりました。

恋愛、結婚への意識、若年層ほど「自由」に

「同性同士の結婚も法律で認められるべき」に対して、「そう思う」計(そう思う・ややそう思う)の割合は18〜79才全体で49%、「好きな相手なら恋愛対象となる相手の性別はこだわらない」は29%という結果でした。

年代別や男女別で見ると意識の差が大きいことも明らかに。

同じ設問(同性同士の結婚も法律で認められるべき)で、18〜29歳の女性の70%が「そう思う」「ややそう思う」と回答したのに対し、70〜79歳の女性は28%で、2.5倍の開きがありました。

男性の回答を見ても、18〜29歳の男性の56%が最も肯定的で、70〜79歳の男性の回答(「そう思う」計10%)と比べると5倍以上の差がありました。

より回答者の価値観に迫った、「恋愛対象となる相手の性別はこだわらない」という設問に対しても、男女ともに若年層になるほど「そう思う」「ややそう思う」と答える割合が増加しました。

同性カップル向けのサービスも拡大?

恋愛、結婚に関して、若年層ほど自由に考えていることがわかった今回のアンケート。調査を実施したR&Dは「同性カップルのブライダルフェアや、金融・保険業界でも同性カップル向けのサービスが登場し始めており、性別にこだわらない結婚・恋愛は、これからの新しい消費の1つだと考えられます」とまとめています。

広がる価値観の多様化に今後、社会がどのような変化を見せるのか、私たちも無関心ではいられなくなりそうです。

【調査概要】
調査名:CORE2017 マスター調査
調査地域:首都圏40km圏(調査地点200地点)
調査対象:18〜79歳男女個人
サンプル数: 有効回収 3000サンプル (人口構成比に合わせて、性×年代別を割付)
調査実施時期: 2016年10月(毎年1回 10月実施)
※『CORE』は、リサーチ・アンド・ディベロプメントの登録商標。

(ウートピ編集部)